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2006年9月30日

その1 音楽留学生のTatsunoriという者です。

皆さん、初めまして。
LAで音楽を勉強中のひよっ子ギタリストTatsunori(22)といいます。
Tomo藤田さんのサイトでこの名前を見かけた方もいるかもしれません。

Tomo藤田さんからジンシ小崎さんトシヤナギさんアレンハインズなどが活躍しているこのサイトでコラムが書けるなんて光栄の一言に尽きます。PCIさんどうもありがとうございます。

なぜこのコラムを書くことになったのかというと僕のこっちでの「珍道中」を書いてみないか?と提案があったからです。「珍道中」という言葉は僕のこの旅にぴったりな言葉なのです。

ところで僕のコラムのタイトルの"One of Them"というのはあくまで僕は留学生の一人であり、音楽を学ぶものの一人だからです。だから数ある中の一つの僕が体験している思いもしなかった変な出会いなどを書き、紹介していければと思っています。

・・・そもそも僕がこちらへ来た理由の始まりはある人にTomo藤田さんのビデオを紹介されてからなんです。僕が生きてきた中で始めて音楽留学し、アメリカに住んでいる人の演奏を聞いたとき高校生だったころの僕の心を大きく動かしました。

それからすぐにTomoさんのレッスンを取り(一年待ちましたが・・・)、彼が口々に「準備はしっかりしていきなさい」という言いつけを守り音楽と同時に英語もがんばって勉強していきました。準備には3年もかかってしまいましたが、今思うとそれでも足りなかったのかも?と思います。

最初はやはりバークリーを目指して勉強していました。Tomoさんを知り、その後その「ある人」にロベンフォードラリーカールトンマイケルランドウなどLAのミュージシャンをたくさん紹介してもらい、ライブを見まくる内に僕は虜になって行きました。

・・・そして、忘れもしない僕がバークリーに行こうと決めてから2年半目。その人が「アレンハインズという人を見に行かないか?」と誘ってきました。僕はお金がないのにしぶしぶ行くことにしました。しかし、そこにあった音楽は僕の生きている中でもトップレベルでした。「アレンハインズはMIの先生だよ」と聞いたその日、僕は行き先をロスへと変更しました。

ポールギルバートは高校生のころ好きだったのでMIは知っていましたが、まさかこんな先生がいるなんて!! Tomoさんに会うために決めたバークリー行きでしたが、明らかにそのとき僕はLAのミュージシャンが好きなんだ!と気付かされました。
ロベン、ラリー、マイケルランドウ、そしてアレン。

そして2005年。MIに行くことをTomoさんに伝え、MIで教えているTomoさんのバークリー生だったころの同期のジンシ小崎さんを紹介してもらいメールのやり取りをしていました。このやり取りから今までこの人とたくさんかかわることになるのですが・・・

3月。僕はロスへと向けて出発しました。長時間のフライトで僕は一睡もせず決意を固めました。

目標その一。
「ロベンフォードを見れるだけ見る!」
その二。
「アレンハインズの生徒になる!!」
・・・などとミーハーな思いを10時間近くも考え続けロスに着陸しました。

それから最初の半年は語学学校で英語準備の続きをしましたがこのときから面白い出会いはたくさんありました。それは次回書こうと思います。

文面には自身はありませんが、これから来ようとしている方や来たばかりの方に参考になっていただければうれしいです。そうでない方も一つの物語として暖かく見守っていただければと思っています。

tatsunori_sep06.JPG
「写真は決意を固めた飛行機からロスに入る直前の写真です」

投稿者 admin : 23:54