2007年7月12日
Los Angeles
成田からわずか10時間あまり、LOS ANGELS空港に着く。6/9だ。28年ぶりのCALIFORNIAはやっぱり晴れていて空気が乾燥している。久しぶりのL.Aを実感する、先ずは滞在先のSANTA MONICAへ向かう。見る景色全てが新鮮で感動的だ。海外へは7年ぶり、アメリカは12年ぶりである。
2日目は今回のRECORDINGのPRODUCERである、DENNIS WALKER氏と会うう。ROBERT CRAYを世に出した敏腕PRODUCERである、緊張したが会ってみるともの静かな紳士である、簡単な打ち合わせをし次の日から録音となった。
録音にはPCIさんに全面的に協力をしていただき、社長の堀場さん自ら登場して頂くこともしばしばあった、ギターのトランポからEffect Pedal, Guitar Ampの調達まで完璧で、何の不安もなくレコーディングに臨めました。
GuitarはJOE BARDENとXOTIC STRAT TYPE (XS-1) を使用、特にXOTIC GuitarとBB Preamp、Dr.Z Amp (MAZ-18 Combo)のコンビで好みの音色が見つかり、いいSOUNDが得られました。
レコーディング・メンバーは元ROBERT CRAY BANDのメンバーが中心で、それにLAで活躍中のB.B CHUN KINGことALAN MIRIKITANIがギターとENGINEERとして参加してくれて素晴らしいSOUNDを提供していただきました。
PIANOのJim Pueは見かけはごくふつうの会社員みたいな雰意気ですが、才能豊かなPLAY、最高のBACKINGとSOLOを聞かせてくれました。BASSのRichard Cousinsはなんとスイスから駆けつけて来たとのこと、GROOVYなPLAYと底抜けの明るさ、DRUMSのLee Spathとのコンビはとても気持ちいいリズムでした。 そしてまとめ役のDENNISは無理なく事を運びPLAYERの持ち味を引き出す力があります、グラミー獲得者のオーラが有りました。
DENNISが用意してくれたSINGERは素晴らしかった、Diane Witherspoonはかわいらしい方でJAZZYでかっこいいBLUESを歌ってくれました。もう一人のArmando Compeanもいい歌聞かせてくれました、普段はBASSを弾いて歌うそうでなんと芸達者なことでしょうか。Alanは歌がまたいい、さすがB.B KINGが誉めただけのことは有ります。
メンバーのプレイはどれもゴキゲンですがGUITARISTのAlanは強力です。日系3世なので見かけは全くの日本人ですが日本語は殆ど喋れません。とてもいい奴で、LAでもトップクラスの実力の持ち主でしょう。彼のGIGにBAKED POTATO始め二度も参戦させていただきました。やはりアメリカでプレイするのは、一味違いました、気持ちが高ぶりました。
特に支障もなく録音過程は進み、最終日は堀場さんとPCIスタッフの方達とLA VE LEEという落ち着いたいい感じのクラブへALLEN HINDSを観に行きました。
リハ時間に会い1曲やろうということになり、BURBANKの山頂にあるレストランでおいしい食事をしてからLA VE LEEへライブ観戦に行きました。ALLEN HINDSは一言で云うと凄いGUITARを弾く、高度なテクニックと歌心を持った、しかも物腰のやわらかい好人物です。
彼のプレイを聞いてると、私が入って出来る余地があるだろうかと思うくらいモダンなモード奏法、キャッチーなフレーズ(日本のギター小僧がライブを観たら憧れるだろうなと思いつつ・・)、サウンドは正直ラリー・カールトンにもひけを取らないのではと思った。
そしてsessionへ、bass,drums,keyboadも実力者揃い、「私はいなたいbluesしかできまへんえー」と思いながらステージへ、ALLENはbluesをやろうといってEのSHUFFLEを弾き始めた、私に合わせてくれているのだ、有り難いことだ。初めて会ったのにmusucianshipで迎えてくれて、まずそれに感動したし演奏もとても盛り上がってソロでは4小節交換などやり取りがあってとても楽しかった。
こういう機会を作って頂いた堀場さん、PCIのスタッフの皆さん、誠に有り難う御座いました。おかげで快適なLA滞在でした。
そして6/20にNEW ORLEANSへ向かいました。
投稿者 admin : 2007年7月12日 11:13