2005年1月10日
第12回:フランクとわたし
ということで、前回のコラムからもうかなりたってしまいましたね。
コラムっていってもなにかスペシャルなことについて書きたいので、それを待っていたら、こんなことになってしまいました。今回は年末にあった日本ブルーノートツアーについて書きます。ツアーなので、日記形式にいこうかな。
本文に入る前に私とフランクの出会いを書きます。フランクとは2001年にウェストコースト・オールスターズのコンサートで初めて共演し、その時彼の声とピアノにすっかり魅了されファンとなった私だった。その後2002年に彼のヨーロッパツアーに行くことになったが、土壇場でツアーがキャンセルになりしばらくは音沙汰なしの状態だった。時はたって2004年の春、私の新しく結成した女性6人のアンガザというバンドのドラマーのコラがフランクのドラマーでもあり、彼女に誘われて、私は久々に彼のコンサートに行ったのだ。その時に私は、「フランク、私があなたのバンドに入ったら、あなたの音楽にもっとカラーを加えて、素敵にできるよ。」と言ったところ、彼もいつ私を使える時がくるかチャンスを待ってる、と言ってくれた。その数カ月あとに彼から電話があり、「年末にブルーノートツアーをすることになった。一緒にいってくれるか?」ということで私にとっては初めてのブルーノートツアーに行くことになった。
フランクはドニー・ハサウェイの生還と言われるほどドニーと声が似ている。本人いわく若い頃は、ドニーに似ているとかスティービーに似ていると言われるのがいやでたまらなかったそうだが、最近はそれは「最高の褒め言葉」としてありがたく思っているということだ。リハーサルでドニーのTHIS CHRISTMASという曲をやった時、あまりにも素晴らしい声に私は本当に感無量になってしまった。
ということでいざツアーのはじまり。
12月14日
出発の日。私と私の息子のオーシャンは朝10時に空港に着く。まだ誰もきてない。飛行機は日本航空12時半の便。そのうちギターのティム、そしてドラマーのコラと彼女の彼氏であり今回のツアーのベーシストであるジョシュが来る。チェックインの前にスーツケースの検査があったせいか列はいっこうに進まず、そうこう言ってる間にやっとフランクが来た。結局搭乗券を手にしたのは、12時。なんと2時間もずっと列で待っているはめになってしまった。そのあとお腹が空いたという息子の為にマクドナルドまで走り、おまけにみんなにもハンバーガーを買って、全員でゲートまでダッシュ。悲しいことに日本航空のゲートは一番遠い102番。最終コールです。という放送を聞きながら、搭乗したのは私たちが最後だった。あ~疲れた。
12月15日
無事関空到着。大阪ブルーノートの方に迎えにきていただいて、ホテル入り。その後、私とオーシャンは根性で京都まで出かけた。京都の桂に住む妹の家まで。そこでほぼ1年ぶりに妹の家族と父の顔をみることができた。久しぶりにオーシャンに会った、姪たちは超興奮状態。11時になっても起きていた。
12月16日
ショーの初日。新しくなったという大阪ブルーノートはとっても広くてきれいで、おまけに壁にフランクの写真が飾ってあり彼は上機嫌。今日のショーはドニーのカバー曲を中心にあとはもちろんフランクの2枚のアルバムの中からの曲も加えてセットリストを組み立てた。ツアーの初日ということで、12時から早速会場に行き機材のチェック。フランクはなかなかピアノの音が思ったようにモニターから聴こえず、時間をとられる。私は私で、サウンドの入ったフロッピーディスクを家に忘れたので(ドジだなぁ)いちからプログラミングをしなくてはいけなかった。それに2時間はかかった。ショーは6時半。これも素晴らしく時間どおりにスタート。ロスにいると6時半スタートは最低でも7時すぎになっちゃうので「さすが日本!」と変なところに感心してしまった。大阪の観客のノリは1から10でいうと8というところか。彼にとっても初めての大阪でのショーなので動員数は疑問だったが、けっこう入っていた。ショーのあとフランクとギターのティムはミスタードーナツに行き、ドーナツを買いこんできた。食事代というよりも今回のツアーはみんなコンビニとミスタードーナツでかなりお金を使い込んだようだ。人気はポンデリング、ポッキー、あと辛いポテトチップス、ハイチュー。(笑)それを横目に私は久々の日本を楽しむため肉まんなんか食べたりしていた。(なぜ肉まん???)
12月17日
移動日。飛行機で福岡へ向かう。福岡は12月とは思えない暑さ。ホテルの部屋があまりにも暑いので、エアコンをつけるけどいつまでたっても涼しくならない。フロントに電話をすると、「現在全館暖房のみです。」と言われ、汗を流しながら、部屋にいるはめになる。息子のオーシャンは時間あればインターネットでチャットやメールをしてコンピューターを独り占め。私は採譜の仕事がはいってきたので彼が寝てから仕事をする。今日は移動日で仕事がないのでちょっとゆっくりできた。
12月18日
福岡のショー。サウンドチェックのために会場につくとすべて機材がセットアップされている。ここでまたまた感動!キーボードの高さからペダルの位置まで文句のつけようがない。フランクもここではピアノ、フェンダーローズの音が良く、すごく喜んでいた。であとでわかったのだが、おとといの大阪のショーの時にデジカメで各ミュージシャンのセッティングを撮って福岡の方に送ってきたらしい。単純なことだけどとっても感動してしまう。また福岡はお客さんのノリも抜群。やっぱり九州の人はにぎやかだなぁ。
12月19日
移動日。東京へ向かう。ここで、女性シンガーのサイ・スミスがツアーに加わった。彼女は今回自身のアルバムリリースも兼ねてゲストシンガーとしてツアーに参加した。とてもかわいいソプラノの声で、ピアノも弾けるしとってもチャーミングな女性。東京のホテルはキャピタル東急、前にアリオリのツアーで来た時もここに泊まったが、何度来てもいい所だなぁ。その日は休みだったのでオーシャンと赤坂見附まで出て東京に住む友人である高槻さんと待ち合わせ。高槻さんは私が1枚目のラブ・ポーションを出して依頼のおつきあいで私の音楽活動をいろいろサポートしていただき、またコラボで曲を一緒に書いたりもした。結局新宿まで足を伸ばして、ヨドバシカメラまでオーシャンのゲームなんかを見に行ったが全部日本語のゲームばかりで、(当たり前か)彼はひらがなしか読めないのでかなりきついようだ。結局そういうゲームを買うと私が全部訳すはめになりかなり負担がかかるので、じゃあ、やっぱりゲームはアメリカに帰ってからね。ということになる。3人でおいしい中華を食べに行って満足。
12月20日
まず朝起きてシャワーを浴びて感動。ここのホテルのシャワーは水圧といい水量といい文句のつけようがない。いつもアメリカ国内でのツアーではチョロチョロしか水が出ないようなシャワーしかないホテルに泊まることも結構あるので、こんなささいなことがうれしいのだ。準備できたらオーシャンと一緒にホテルの裏にある「じゃんがらラーメン」へ行った。高槻さんからぜひ食べてこいといわれていたので、かなり楽しみだった。むぎちゃんの全部入りを頼んで、食べた。「ん~うまいっ!!」なんてコクのあるスープなんだろう。オーシャンも僕の人生で一番おいしいラーメンだ。と喜んで食べていた。で、彼はまわりの人のラーメンの食べ方をこっそり盗み見していたらしく、ホテルに戻った後で、「向かいに座っていたおばさんはねぇ、麺を食べながら少しずつスープも飲んでたから麺とスープが同時になくなって、最後のほうでスープにはしをつっこんで麺を探さなくでもいいんだよ。」と感心していた。実はオーシャンはその次にラーメンを食べる時にこの「おばさんの食べ方」をまねしようとするのだが、ネコ舌のために失敗。結局最後にスープのそこにある麺を探すはめになるのだ。まぁラーメンの話はそれくらいにして、1時ごろ会場入り。スタッフの方から出迎えをうける。ブルーノート東京のスタッフの方はなかなかあか抜けたかっこいい人ばかりだった。みなさん英語もすごくうまいし、やっぱりさすが東京というところか。サウンドチェックではゲストシンガーのサイの曲を中心に進めた、というかこれは完全にリハーサルになってしまっていた。何しろ出発前にサイとは1度しか音会わせをしてない。(こんなんことバラしていいかな。。)でも本番は結構ノリノリでいい感じ。お客さんもなぜかあか抜けた人が多く結構盛り上がった。
12月21日
今日はサウンドチェックがないので、それをいいことにアキバまで出かけた。アキバは初めてだったので、店の数にちょっと圧倒される。いろいろ見たが特にコレっといったものも見つからず何も買わずに、そのまま肉の万世へ行ってお昼を食べる。ここからのアキバの景色はとっても良かった。とにかく毎日食べてばっかり。かなりウェストがきつい。。。会場入りは4時前。ちょっとだけ音会わせをして本番。今日もノリノリだった。お客さんの反響もいい。ショーのあとでフランクの熱狂的ファンという2人の女性と1人の男性のグループと話した。この東京を皮切りに横浜のショーのチケットも全て予約済みらしい。どこにいってもこういうファンの方がいるのだ。ここまでサポートしていただいて本当にありがたい。このあとも横浜で毎日顔を会わせてすっかり仲良くなってしまった。あともう一つ、なんと東京ブルーノートの方がフランクのためにと特製ドリンクを作って下さった。その名もラブストーリー!薄いピンク色のとてもロマンティックなドリンク。
12月22日
横浜へ移動。今度のホテルはパン・パシフィック。東京のホテルに負けないくらい素晴らしいところだった。バンドのみんなはショッピングセンターがすぐ横にあるのでそれが気に入ったようだ。横浜での会場モーションブルーがある赤れんがというビルもまた超おしゃれで、いや、赤れんがだけじゃなくて町全体がおしゃれなところだった。実は私は横浜も初めてだったので、ホテルから海が見えて遊園地の観覧車も見えて、これは本当に絶景だった。横浜の初日は、お客さんの入りも8分程度。ノリにもちょっと欠けちゃったかな。バンドのみんなも移動、移動でちょっと中タルミ状態、とはいってもそれが演奏にはでないとこがやっぱりみんなプロ。フランクは相変わらずハービー顔負けのソロでがんがんピアノを弾き、アンコールではゴスペルの曲「His eye is on the sparrow」を熱唱。これは涙ものだ。私はそうやって同じステージにいながらすぐ1観客となってしまう。よくそうやって感動ばかりして、曲を弾きながらリハーサルで泣いてしまったことがある。それもシクシクじゃなくて、ワーンワーンである。我ながら恥ずかしい。
12月23日
だんだんクリスマスが近づいてきた。私の彼氏チャッドはドラマーなのだが、彼は今日キーボードの奥本亮さんのツアーの最終日であした横浜にくることになっている。同じ時期に日本にいながらスケジュールが全然あわず、結局彼のツアー終了まで待つことになった。横浜でのショー2日目。飛び入りでフランクの友人、また日本で有名なジャズホーンプレーヤー兼ヴォーカリストのトクさんがアンコールの曲で共演。なかなか渋い演奏。で、極めつけはフランクとのスキャットの応酬。2人ともいいフレーズで歌うんだこれが。コンサートの後で、記念写真。実はオーシャンはここんとこトランペットにこっていて結構がんばって練習しているので、トクさんと話がはずむ。いろいろアドバイスをいただいたりして楽しい時間をすごした。
12月24日
クリスマスイブ。今日は千葉からやってくるチャッドを迎えにJRの横浜駅へ。中央口でね。といったおいたが、実際駅についてから、中央北口と南口があることがわかり、オーシャンと別れて一人ずつ別の改札口を見張る。が、なかなか出てこない。実は彼は中央北口から出てそのまま駅のそとに出て、高島屋の方まで行ってしまっていた。なんだかんだと携帯に電話をかけて、やっと会えた時にはうれしい気持ちより腹がたって怒鳴りつけてしまった。何とか気分をなおして、二人のリクエストでお昼はカレー。みんなでホテルに無事戻った。横浜のショー3日目。今日のお客さんはもちろんイブということで、カップルばっかり。みんなすごくおしゃれしてた。でも思い返してみると日本へ住んでたころからいつもイブは仕事だったよなぁ。彼氏とディナーにいった覚えが全くなしの私。でも稼ぎ時だから仕方ないな。超満員でコンサートはかなり盛り上がる。やっぱりいっぱい入ると私たちの演奏ももっとエネルギッシュになるのだ。
12月25日
クリスマス。といっても日本ではただの土曜日。お昼はギターのティムのおばさん悦子さんとみんなで食事に行った。ティムは白人と日本人のハーフ、おかあさんが日本人なのだが、日本語が苦手な彼のために私は通訳として出席した。ティムと彼の奥さんキム、娘さんティアラちゃんに私たちの3人。で、夢中で悦子さんと話していたら、オーシャンから「ママ、仕事忘れてるよ。通訳は?」と怒られた。悦子さんは沖縄に在住でとてもエネルギッシュな女性。ティムにあってもなかなかコミニケーションがままならず今日は私を通していろいろな話ができうれしそうだった。全員でホテルのイタリアンレストランでビュッフェを食べた。これがまたおいしかった。(何を食べてもおいしいーんだっつーの)食事のあとティムのファミリーと別れて3人で買い物。チャッドに新しいジャケット、オーシャンにかっこいいズボンを買ってあげた。(これはサンタさんからね。)夜はまたまた赤れんがへ戻って、横浜最終日のパフォーマンス。2回目のショーに先日ナシュビルで会った、藤澤さんと奥さんがお友達を連れてきて下さった。ナシュビルではアリオリのショーでバンマスを務めていたときにたまたま観客で来られていて、「日本人ですか?」と聞かれたことからいろいろお話をした。フランクのショーもとても気に入ってもらえて私までうれしくなってしまった。何しろアリオリのショーで私が全て仕切っていたのがかっこいい、といってくださったので、私は「いやー、でもフランクのバンドではあくまでもサポートの役ですから。。」と言ったら「そう?何かかなり仕切ってたみたいだよー」と言われてしまった。とはいえ、本当にこのバンドでの私の仕事はフランクがいかに惹き立つかを考えて、自分のパートを弾くことなんだ。フランクの歌うクリスマスソングは本当にどっか違う場所にワープさせてくれる。あのロマンチックな声は本当にそんじょそこらにない、と思う。
12月26日
新幹線で名古屋へ移動。チャッドは今日の便で一足先にロスへ戻った。ホテルに着いたあと、フランク、コラ、ジョシュと外出。地下のうどん屋さんでお昼を食べたのだが、なんとコラとジョシュはご飯にバターと砂糖をかけるというので、「えっー、バターっ?」と思ったけど、店の人に「すいませーん。バターありますか?」と聞いたら、「えっ」と目を点にされてしまって、で「砂糖もほしいんですけど。。。。」といったらかなり軽蔑した顔で見られてしまった。結局うどん屋にバターはなく、コラが近くのパン屋さんまで行ってもらってきた。二人はおいしそうに甘いご飯を食べながら、「これがテキサス人のやりかたよ!」と得意そうだった。私はかなり複雑なものがあったが、まぁ仕方ないか。とだまって幸せそうなふたりを見ていた。そのあとコンピューターの店に行ったが、やはりほとんどのものが、アメリカより高いようなので、みんな何も買わずじまい。夜はオフだったので、みんなでブルーノートにリズ・ライトという女性シンガのショーを見に行った。なかなかソウルフルな声に聴き入ってしまった。
12月27日
またまたショーの日。早めに会場へ行って機材のチェック。と、フランクが新しい曲がしたいという。この曲はラブストーリーズの中のウェディングソングという曲。私の知らない曲なので、サウンドチェックではとりあえず耳だけを頼りにみんなに着いて行く。サウンドチェックのあとホテルに戻ってから持ってきたキーボードでウェディングソングのストリングラインを全部採って楽譜にする。結局すぐショータイム。名古屋だけでなくどのブルーノートにも言えることだけど、やはり1回目の早いショーのお客さんよりも2回目の遅いショーのみなさんの方がとってもノリがよく反応がいい。ということで今日の2回目のステージは今までの中で一番といっていいほど素晴らしい観客に恵まれフランクのパフォーマンスもびっくりするほどだった。1曲1曲に大きな歓声が湧き起こり最後まで興奮続きのステージだった。
12月28日
いよいよ今日はツアー最終日。朝6時に起きてZIP FMへ行った。"TOYOTA WORLD WIDER"という番組のゲストとしてインタビューを受けた。DJの落合さんはさすがテンポ感サイコーにポンポンとインタビューを進めて行く。朝なのでボーっとしてて何をいったかわからないうちに終わってしまった。なんということだ!!でも後で番組を録音したテープを聞いたらまぁそれなりのことは言っていた。10点満点の7点というところか。私の新しいアルバムから2曲かけていただいた。ホテルに帰って昼寝。どうも朝は苦手だなぁ。11時頃に起きて、今日は前から決めていた名古屋城へ行った。金の鯱を見て、記念写真をとって、あとお城をバックにもう1枚と思ったら、「ママ、これ僕の歴史のレポートの表紙に使うから、悪いけどママ抜きで撮るよ。」といわれグサっと傷付く。無理矢理私入りで撮らした写真もすっかり目をつぶっているし、残念。ブルーノートに戻り、さぁ今日が最後。みんな意気込みいっぱい。が、観客は楽しんでいるようだが、いまいち反応がない。フランクもちょっとがっかりした様子。結局、観客のみなさんに歌ってもらうパートが来た時も反応がなく、私は内心「歌いたくないんじゃなくって、英語の歌詞がわかんないのよー。」と助け舟を出したいなぁと思ってたら、フランクが「のりこ、通訳してくれ!」といってマイクをまわしてきたので、私は大張り切りで、「はい、いいですか~?歌詞はこうですよ。とスペルを教えて、ゆっくり言って、そのあとでじゃあ歌ってみましょう。」といったらみなさんとても楽しそうに歌ってくれた。私も英語が分からない時にコンサートとか行って、同じ思いを何度もしているので、そうやって説明できて、とってもうれしい気分。というハプニングの中、最終日も無事に終わった。
12月29日
朝6時にホテルを発ったみんなとは違って私とオーシャンだけ今日から別行動、京都の妹の家に行きお正月を過ごす。名古屋駅から新幹線で京都まで。無事切符を買い、ホームの11番号車のところまで着き、妹に電話をしていたら、いつの間にか、オーシャンがいなくなった。そうこうしている間に新幹線がホームに着いた。さて、もうすぐ発車、というときオーシャンは向こうから全速で走ってくるのだ。私は超イライラ!なんとか列車にのることができたはいいが、私はかんかん。「もうっ!どこいってたのよ!」とどなると、ホームで待っていた時にたくさん荷物を持った、外国人の人があまりにもたいへんそうだったので、スーツケースを一つ僕が押しましょう。といってその人の乗る1号車まで歩いていたところ、列車がホームに入ってきたので、大慌てで、方向転換して戻ってきたということ。彼としては、親切でやったのに私に怒鳴りつけられて、ちょっと気分を悪くした感じ。そうならそうと最初からいってくれればいいのに。いきなりいなくなるんだから。。京都に無事に着き、いざ家族の待つ妹の家へ。
ということで、ここでツアーは終わりました。それにしても日本も今ではお正月らしさが無くなってしまった。昔はよく羽付きとかしたんだけどなぁ。あと、3が日はお店が全部閉まってしまうので、おかあさんの作ってくれた筑前煮を食べたのを覚えています。あといくらが大好きで、いくらだけでご飯を6杯食べておこられたこととか、、そんなこと思うと、息子にそういう日本の文化の醍醐味みたいなのをもっと味わってほしいですね。あっ、気がついたらかなり年よりくさくなっちゃった。さて、2005年どんな年になるか、とても楽しみです。みなさんの2005年も素晴らしい年になりますように。
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投稿者 admin : 12:25