Colin Hay at Cafe Largo
トシさんが元Men At Workのヴォーカリスト、コリン・ヘイ(Colin Hay)のギグに呼んでくれました。場所はハリウッドのフェアファクスアベニュー沿いのCafe
Largoというところでした。ここ2〜3年は個人名義のライブ活動を続けていた彼ですが、最近はMen At Workとしてのライブも増えてきています。3/28には同じハリウッドのKey
ClubでMen At workのライブの予定も入っているそうです。
コリンがソロ活動をここLAで始めたころからギタリストとしてサポートしてきたトシさんですが、Men At Work の方でも起用されているところを見るとかなりコリン好みのギタリストということなんでしょう。キーボードにはTOTOやDoves of Fireの活動で注目を浴びているジェフ・バブコ(Jeff Babko)、ベースはChick Corea Elektric Bandやロベン・フォード(Robben Ford)のバンドで活躍するジミー・アール(Jimmy Earl)、ドラムはプロデューサーとして活躍しているチャッド(Chad)、コーラスにLAでは有名なCecilia Noel & The Wild Clamsのセシリア(Cecilia)。
始めの数曲は、コリン一人でアコースティックの弾き語り、そのあとバンドが入って多いに盛り上がり、アンコールはコリンとトシさんの二人の演奏で終了。途中Men At Workの曲になると会場も盛り上がり、しっかりと2時間を越える演奏でしたが少しも飽きさせることなくテンションの高い演奏を見せてくれました。コリンのライブはMen At Workも含めて初めてでしたが、アコースティックの弾き語りではオーストラリア出身を感じさせる大陸的な広がりの曲を披露してくれ、バンドとしては往年の乗りの良いポップロックを聞かせてくれました。MCもとてもユーモアたっぷりで、相変わらずのハスキーボイスはさすがに歌い込んでるな〜という感じで全く衰えを感じさせません。
バックの演奏もガッチリと彼を盛り上げ、特にトシさんのギターとジェフのキーボードプレイは輝いていました。ジェフはジャズ、ロック、ポップ、フュージョンと何でもこなせるプレイヤーですが、そのバンドバンドに合った実にツボを得たプレイに彼の懐の深さを感じます。トシさんのギターもかなりフィーチャーされ迫力あるプレイに会場からも大きな拍手を受けていました。ちなみに彼のギターはXotic Guitars。去年の秋に作った白のSTタイプを気に入って使ってくれており、バンドの人たちの評判も良くうれしい限りです。近いうちにコリンのインタビューも紹介できそうです。おたのしみに。(3/16/2002)