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photo by Shiva-eri
11月16日
昨夜はそれほどのんでいないので快適な目覚めといきたいところであったがさすがに疲れもピークなのか体が重い。ジムはパスしてゆっくり風呂につかる。午後はゆっくり映画でも観たいなと思いキアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」を観に行く。これもそろそろ終わってしまうだろうし危ないところだった。スタイリッシュなアクションで最後までテンポよく観れた。しかし、ま~まさにコピーどおり「キアヌが切れた!」って感じだったな。こういう映画は劇場ならでは。
11月17日
先日買ったDead Boysのレコードを聴いている。なんというか無条件に来るものがある。やはり私の原点はパンクだなと痛感する。ジムでいつものメニュー。今日は空いていてプールなど貸切状態であった。青山に移動してポッドキャストの収録。2本録って終了。用事を済ませてホームタウンへ。なじみの酒場で酎ハイのブルース。
11月18日
午後時間があったので久しぶりに文芸坐に行く。高倉健さんの一周忌企画をやっているのである。今日は「網走番外地」。このシリーズはたくさんあって何作かは観ているがこの1作目は観ていなかった。健さんかっこいいね~。フィルムが途中で切れて中断となったが古い映画の時はたまにあるので慣れっこだし嫌いではない。
11月19日
ジムでトレーニング。今日はちょっと頑張った。えらい!昨日昼飯に19年ぶりとなる店を訪問したのだが懐かしい&美味しかったので今日も行く事にする。なぜこんなにブランクをおいてしまったのか自分でも分からないがきっとなにかあったのだろう。もう忘れてしまった。午後自宅で断捨離の鬼となるがちょくちょく鬼になるのでそれほど整理できなかった。さらにハードな鬼になる必要がありそうだ。夜なじみの酒場で酎ハイ。今夜も暖かい。暖かいという表現もこの時期どうなのだろう。寒くないとしておこうか。いずれにせよ少しでも冬が短くなる気がしてありがたい。帰宅後ストーンズのDVDを観てからおやすみなさい。
11月20日
今日もジムで気合。夜の舞台挨拶まで時間があったので文芸坐に行って「恋と太陽とギャング」1962「暗黒街のギャング 十一人のギャング」1963。2本とも石井輝男監督で出演者もほとんど一緒。本間千代子がキュート。ほどよくユーモアもあってよかったが何といっても当時の街並みやらいちいちかっこいい。赤坂プリンスホテルとかたまんないね。終わって軽くひっかけてから渋谷のユーロスペースまで。「乱死怒町より愛を吐いて」最終日の舞台挨拶。2週間のレイトショーありがとうございました。映画は大阪に移動して上映されます。
11月21日
いい天気なので久しぶりにラン。腰が心配だが体を動かしたいのでゆっくりと走る事にして出発。いやいや気分良し。午後12月にやるKing ALL STARSのセットリストがあがってきたので確認する。明日のツアーファイナルが終わったら本格的に準備に入らないといかんな。夕方一杯やりますかねと出かける。
11月22日
ツアーファイナル。ついにファイナル。ついにという気持ちが強いがやっとという気持ちもある。やっぱり新譜をひっさげてのツアーってのは特別だ。今日をバッキリ決めて最高な気分で眠りたい。入り時間より少し早めに会場入り。今日は部屋がたくさんあるので楽屋がメンバー別となっている。早速舞台監督の萩さんと打ち合わせを決めなければならない。EXシアターは緞帳があるのでこれをどう使うか。持参したノーザンソウルのコンピからオープニング曲になるタイミング、客電アウト、緞帳を開けるタイミング、開いた時の明かり、さらにメンバーが出るタイミングでの明かり。何度もリハーサルしてここぞというタイミングを計る。この位のスケール感がある会場でのオープニングは命とも言えるのでとても気を使う。本番うまくいきますように。5時オンタイムでスタート。今日はジョン・レノンのニューヨーク・シティ72年な気分だったので古着のユーティリティーシャツを着る。ジョンのは何年のかな。ちなみに私のは68年製。オープニングでオーディエンスがわいてくれた。心の中でガッツポーズをしてステージに出る。あとはもうひたすら気分よくプレイさせてもらった。好きだな~EXシアター。超満員だからというのもあるがステージから見るフロアが最高にいい。ライブ後冷えたコーラを一気。これがうまい。今日は打ち上げがないのでスタッフ数名と会場近くの居酒屋で来年度の打ち合わせをしながらのむ。疲れてはいるがもう一軒という事でレッドシューズにもよる。タクシーで帰宅。
11月23日
今日はけっこう寒いじゃないか。人気が出てきて入手が難しくなりそうだったハッピージャケットを春先に準備しておいた。本日初めての着用。プリマロフトなので暖かい。しかも軽い軽い。米軍がもっとも寒い場所用に作ったというのもうなずける。午後はレコードタイム。こんなにゆったりした気分でレコードを聴くのも久し振りだ。夕方いつものやきとん屋に行って酎ハイのブルース。さらにもう1軒よってハムエッグをつまみながらホッピー。今日も早く寝ようと思っていたがまさかの8時におやすみなさい。
11月24日
ジムに登場。ストレッチからゆっくり始める。プールでたまによるバーのマスターと遭遇。ボディからストイックさがうかがえる。すごいな。午後自宅でギター確認作業。当然覚えているだろうと思っていても忘れているのはトシなのか。合間にELOの新作を聴く。今回正しくはJeff Lynn's ELOというみたいだがいずれにしてもこいつがとても良い。ジャケットも含めとても好きな世界。しばらくヘビロテしそう。ただボーナストラックはいらないな~。なしで聴き終わった方がいい余韻にひたれる。用事で出掛けそのままなじみの酒場へイン。鯖のみりん干で酎ハイ。こいつはたまらん。
11月25日
TANG TANGがTシャツを送ってくれた。いつもありがとう。今日は寒くなるという話であったがベランダに出て納得。寒い。この寒さを記念してTheSoloist.の展示会で注文した新しいマフラーを始動させようと思う。3時50分ののぞみで名古屋入り。雨模様。7時からタワーレコードにてインストアイベント。ツアーも終わってしまいなんだか不思議なタイミングではあるがありがとうございました。とんぼ帰りのブルース。東京は冷え込みがハンパない。10時半いつものやきとん屋に到着。日下部五郎氏著の「シネマの極道 映画プロデューサー一代」を読みながら酎ハイ。
11月26日
起きると雨。ただ昼までには上がるとの事。本日仙台インストア。夕方の新幹線で仙台入り。タワーレコードは駅から徒歩0分。昨年もやったので勝手は分かっている。マイクの返りがよくてありがたい。昨日の名古屋は自分が何をしゃべっているか分からなくてちょっときびしかった。これにてインストアイベントは全て終了。リーダーは終わって東京に戻ったが私は泊まり。アラバキのプロデューサーである菅ちゃんと今更ながら打ち上げをやるのと明日友人の墓参りに行きたいため。ナイスな焼き鳥屋でのんだ後移動して白ワイン。しめに重めの赤ワインも決めた。当然最後にラーメン。
11月27日
ナイス天気。佐藤くんの車で墓参りに行く。墓の前に来てもまだ実感がわかないがこのままずっとわかなくてもいいのかななんて思ったりもする。東京に戻り池袋の喫茶店で取材。アイスコーヒーに昭和を感じた。好き。夜、友人のバーのオープニングがあるのでお祝いに行く。TheSoloistの宮下さん、タンタンとも会えたりナイスな夜だった。
11月28日
人生の休日といきたい所だが用事もあるし買い物もたまっている。人生の半休といったところか。買い物の合間にちょっとのぞいたレコ屋で「ガウチョ」のUSオリジナルを安く発見。即購入。このアルバムはほんとに音がいい。十代の頃から聴きまくっているがいまだ色褪せない。他にもデイヴ・メイスンとELOを買った。
11月29日
早朝ジョギング。ニットキャップをかぶるのを忘れたので前半寒かったが後半ちょうどよし。このあたりがむずかしいところ。自宅でギター確認作業。夕方レコ屋に参上。欧陽菲菲72年のライブ盤があったので購入。このところこのようなライブ盤が聴きたい気分であった。この時代の和田アキ子も聴きたいと思い気にしているのだがあまり見かけない。本格的に調査に乗り出そうか。いつものやきとん屋に行き酎ハイ。さらにバーによろうと思ったのだがまだオープンしていなかったので帰宅してシャンパン。ちょっとのつもりが1本あけてしまった。探偵物語のDVDを観ておやすみなさい。
11月30日
徹子の部屋コンサート@武道館にTHE King ALL STARSで登場。10時入りと早いが大掛かりなイベントなので仕方あるまい。回線チェックを含めリハーサルを2回やれたのはありがたかった。我々はトップ。あっという間に終わってしまった。この後特に出番もないのでお先に失礼という事でウエノと出る。いつものやきとん屋で庄ちゃんと宮下さんが打ち合わせしているというのでちょいとよる。まだ打ち合わせっぽかったのでカウンターで1杯のんでから合流。いやいや飛ばしすぎた。よろけて帰宅。それにしても武道館やりやすいな。メンバーみんなそう言っていた。
投稿者 kotaro : 2015年12月 2日 10:37