PCI USA

PCI - Prosound Communications Inc

menu

PCI:新アルバムも今企画されてる様ですね。
マコト:ええ、もうすぐスタートします。

PCI:次のもMichaelがプロデュースするんでしょうか?
マコト:そうです。これは僕の推測ですが、彼はずっとセッションギタリストだったじゃないですか。でも今プロデュースの仕事にも興味を持ってるんじゃないかと思います。 

PCI:David Garfieldなんかとやる時はどうですか? リハや打ちあわせはほとんどないそうですよね。 
マコト:はい。でもすごく面白いですよ。一応譜面とかは持って行くんですけど、こないだやった時もサウンドチェックにも来ずに、いきなり本番だったんです。やりながらどんどんセットリストを変えていったり。僕自身初めてやる曲もありました。本当に新鮮で面白いGIGですね。 

PCI:その辺の緊張感がライブの面白いとこですよね。 本当のその人の実力が出ますものね。
マコト:そうですね、たまにとんでもないことがおきたりもしますけども(笑)。

PCI:Stolen Fishではきちんとリハもやって、演奏する曲も事前に決まってるんですか?
マコト:いいえ、Stolen Fishでも簡単なリハだけで、後はライブでのノリを大切にしてます。リハやGIGで皆揃うことよりも、プライベートで一緒に食事をしたりすることの方が多いかもしれません。Karenに「今度うちでパーティーやるから来ない?」って言われたりとか、Michaelが「あそこのラーメン屋うまいから食べに行こう」とか。で、そんな音楽に関係ないとこで会ってる時に、今度こんなことやろうよっていう大きな企画が決まることもあるんですよ。 

PCI:そのほかに何か面白いエピソードはありますか?
マコト:こないだToshiさん、David Garfild、Jimmy Earlとやったときは最後の方で客として見ていたMichael Landauが酔っ払ってステージに突然上がって来たんです。それでToshiさんがギターを渡したんです。ちょうどその時客の中にQuincy Jonesのアルバムなんかにも参加しているBrandon Fieldというサックスの人もいて、「飛び入りで吹いてくれる?」って聞いたらサックス持ってステージに上がって来てくれたんですよ。突然、DavidとJimmyとMichaelとBrandonとやることになって。スタンダードの曲をやったんですけど、Michaelは酔っ払ってて、勝手に自分の好きな様にやるんですよ。DavidはDavidでこのテンポでこういうやりかたでやるって具合ですから、僕はどっちに付いていけばいいのやら。困りました(笑)結局、Davidが押しきったかたちになりましたけど。  

PCI:今後はどんなことを目標に活動なさるんですか?
マコト:いろいろな人達とPlayし続けてより多くの人に聞いてもらえるようがんばっていきたいと思います。

いつも笑顔で穏やかなマコトさん。音楽の付き合いだけでなく、なぜMichaelやKarenやChrisがマコトさんを好きで、プライベートな付き合いも深いのか判る様な気がします。今後アメリカでどんな活躍をされるのか気になる存在となりました。