Jeff Babko 2/3
PCI:お話を伺っているとSimon Phillips との出会いがあなたの音楽活動を大きく変えましたね。 Jeff:そうだね。 彼のお陰で色んな人とプレイするチャンスも出来たしね。 その後ベー スのJerry Wattsも参加して98年にアメリカのツアーへ繰り出したんだ。 彼のプレイも最高だった。 ジミー・アールから始まってサイモンのバンドでは色んなベーシストとプレイしたけど、みんなそれぞれ個性があって楽しかった。 そして1998年の秋にサイモンとジェリー・ワッツと日本に行って、スティーブ・バイとポール・ギルバードも一緒に東京のクラブでプレイしたんだ。 クラブの名前は忘れちゃったんだけど。 確か大阪と名古屋でもその時やったはずだよ。 PCI:今回色々なプレイヤーとのGIGの写真を見せて頂きましたけどそれぞれについてエピソードがあれば教えてください。 まず最初にこのTOTOのGIGの写真はいつの物ですか?
Jeff:これは今年の5月にロスのシャーマン・オークスで演った無料コンサートの写真だよ。 Steve LukatherとMike Porcaroの子供たちが行ってる学校に寄付するために、その学校の教会で演奏した時の写真だよ。 ギターはもう一人木に隠れて見えないけど、YESのTrevor Rabinも弾いてるんだよ。 彼の子供もこの学校に行ってるんだよ。 他に一緒にやってるのはSimon Phillips、Bobby Kimball、David Paich、それから僕。 写真に僕はあまり写ってないね。 PCI:無料で、この超豪華メンバーのライブが我々の家のすぐ近所でつい最近やっていたとは本当に驚きです。 知っていたら飛んで行ったのに(笑) 地元の子供たちの父兄の人達との交流なんですね。 これは屋外ですか? Jeff:そう。 学校の校庭でカーニバルをやっていたんだよ。 みんな僕らが出ることを知らなかったみたいでびっくりしてたよ。 スティーブの息子もトレバーの息子も自分のバンドを持ってて、同じステージでやってたよ。 PCI:それは本当に面白い話ですよね。 TOTOのメンバーとはよく仕事をしてる様ですね。 正式なメンバーになったんですか? Jeff:正式メンバーはまだDavid Paichだよ。 だけど彼がツアーに出られない時は僕が代理でやるんだ。 Davidはボズ・スキャッグズの新しいアルバムのレコーディングやら家族サービスで忙しいのでツアーへは余り行かないんだ。 最近はその替わりでTOTOと仕事をする機会が増えたね。 この間のTOTOのヨーロッパツアーも僕が行ったんだよ。 PCI:これは本当に珍しい写真ですね。 次の写真はMichael LandauとJimmy JohnsonとのGIGですね? ベイクドポテトですか? Jeff:これは今年の1月のNAMMショーが開催された時のGIG だね。 Jimmyの胸を見てごらん。 NAMMショーのバッジを付けてるでしょう?(笑) PCI :本当だ(笑) NAMMショーから駆け付けて弾いてるって感じですね。 この時のドラムもSimon Phillips ですか? Jeff:いや、この時はToss Panosだったよ。 この時はMichael LandauのバンドのGIG だったんだけど、いつもはトリオでやるのにこの時は僕にもお呼びがかかったんだよ。 13歳の頃からMichael Landauはベイクドポテトで見て知ってたから一緒にプレイできて本当に嬉しかった。 Jimmy Johnsonともこの時初めてやったけど楽しかった。 すでにトリオで出来上がってるサウンドがあったので、そこに僕の場所をどうやって作るのかって言うのは非常にエキサイティングなことだった。 PCI:是非このGIGを次回見たいですね。 次の写真はどこですか? Jeff:これはハリウッドのべイクドポテトでの写真で、サイモン と一緒にやってるジャズバンドの GIGだよ。 ここでVantage PointっていうCDも録ったんだよ。 メンバーは僕とSimon PhillipsとベースのDave Carpenter、サックスのSteve TavaglioneとトランペットのWalt Fowlerの5人。 PCI:次の写真は同じバンドですか? でも場所は違いますね。 Jeff:これはヨーロッパツアーの時の写真で、同じバンドだけどサックスはBrandon Fieldsなんだ。 PCI:こっちはアコースティックですね。 これはいつのことですか? Jeff:今年始めのオランダでのGIG だよ。 PCI:すごい仕事量ですね。 アコースティックとエレキのどちらでのプレイが好きなんですか? Jeff:どっちも好きだね。 どちらもそれぞれ違うスタイルだから。 |
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