Michael Landauインタビュー (2/3)
最近の活動について PCI:それが実現したら喜ぶファンは多いと思います。最近のライブ活動ですがマコトさん、カレン、クリスとのStolen Fish、Dyno Four、そしてジミー・ジョンソン、トス・パノスのトリオがメインの活動ですか? Photo by Taro Yoshida (Copyright 2002 Taro Yoshida) Michael:そうだね。 トリオのメンバーだけど、ジミーの都合が悪い時は弟のテディーが弾く時もあるよ。あ、もう一つBlue Hornっていうバンドもやってるんだ。ドラムがトス・パノスでヴォーカルとキーボードがジェフ・ヤング(Jeff Young)なんだ。NOISE FOR NEIGHBORSっていうCDがあるからあげるよ。 PCI:有り難うございます。Blue Hornはどこで活動してるんですか? Michael:Baked Potatoだよ。Raging HonkiesやBurning Waterの時は、LAの色んなクラブに出たんだけど、機材のセットやサウンドチェックが場所によってはなかなか難しいんだ。一晩中リラックスして演奏できる場所となると結局Baked Potatoなんだよ。 PCI:そうですか。Baked Potatoはあなたのホームクラブのようなものですね。(笑) Karizmaとの活動はストップされているのですか? Michael:声がかかればやるんだけど、今の所予定はないようだね。 PCI:今あなたにとってのパーマネントなバンドはどれなんでしょう。 Michael:色んな人とプレイするのは楽しいんで、どれも大事なバンドなんだけど、メインバンドがどれかというなら、マイケル・ランドー・トリオかな。 PCI:トス・パノス、ジミー・ジョンソンとのトリオですね。 Michael:そうだね。 ただメンバーは流動的で、弟のテディーがベースを弾いたり、ジェフ・バブコがキーボードを演ってくれる事もあるんだ。 PCI:最近はスタジオの仕事も多くやってみえますか? Michael:スタジオワークは好きだから、今でもずっとやってるよ。 PCI:最近やったものについて教えて下さい。 Michael:最近はマット・ガス(Matt Guss)という新しいアーティスト、ポップシンガーのレコーディングをやったよ。ベースはエイブラハム・ラボリエルが弾いたんだ。 それから、ジェームス・テーラーの新しいアルバムのレコーディングもやるんだよ。 つい2週間前には、氷室京介のレコーディングにも参加したんだ。 Photo by Taro Yoshida (Copyright 2002 Taro Yoshida) PCI:ロサンゼルスでされたんですか? Michael:そうだよ。 彼はロスに住んでるから。 PCI:スタジオワークのスケジュールがぎっしりの様ですが、今でもメインの活動はスタジオなんでしょうか? Michael:そうだよ。 僕はスタジオミュージシャンだからね。 PCI:最近のスタジオワークで何か面白いエピソードはありませんか? Michael:う〜ん無いね。全てスムーズにいってるから。(笑)あっそうそう、Stolen Fishの新しいアルバムがほぼ完成したよ。それ以外に最近やったアーティストのスケジュール、ちょっと手帳を見てみるよ。 シーラ・ニコルス(Sheila Nicholls)というハリウッドのシンガーのレコーディングに参加したね。それから、えっと金曜日はドクターのアポイントメントがあったね。忘れてた。(笑)そして、セリーヌ・ディオンの新しいCDの打ち合わせがあったね。明日はロブ・ローサ(Rob Rosa)というシンガーのレコーディングに参加する予定だよ。彼は若いんだけどリッキー・マーティンのプロデューサーもやってたんだよ。自分自身でも歌うんだ。 PCI:かなり忙しいスケジュールのようですけど、仕事は選んでるんですか? Michael:そうだね。 Stolen Fishのレコーディングなど、自分自身の大事なプロジェクトもあるし、限られた時間でやらなきゃいけないんでね。 それと、絶対この人達とはやりたくないっていう時もあるしね。 PCI:うちのある読者からの質問なんですが、浜田麻里のアルバムのレコーディングに何度か参加されてますが、その時のいきさつを教えて下さい。 Michael:もう10年以上前の事だと思うけど、多分8枚くらいのアルバムのレコーディングに参加したと思うよ。 彼女をプロデュースしてたグレッグ・エドワーズから電話があって、是非やって欲しいという誘いを受けたんだ。 彼女は最近どうしてる? PCI:よく判りませんのでそのファンの方に聞いておきます。 Stolen Fishの新しいCDはどんな感じに仕上がりそうですか? Michael:曲そのものが良くなったし、プロデュースやミキシングにも時間をかけたんで、サウンド的にもかなり良くなってるよ。 アコースティックギターも今度はふんだんに使っているよ。 そういえば、ベースのクリスがロボトークをアコースティックベースに使ってたね。 PCI:それは楽しみです。 エンジニアとしてあなたが全てミキシングをされたんですね。 Photo by Taro Yoshida (Copyright 2002 Taro Yoshida) Michael:そう。 最近凝ってるんだ。 PCI:先日スティーブ・ルカサーのインタビューをしました。 Michael:スティーブ?相変わらずクレイジーだったろ。(笑) PCI:楽しいインタビューでした。(笑) あなたの事を世界で5本の指に入る最高のギタリストだと褒めてました。 彼との付き合いは11才の頃からだと聞きましたが、今でも仲が良いんですか? Michael:悪友さ。(笑) 彼とは同じハイスクールで、年は彼の方が一つ上だよ。 PCI:二人ともかなり悪い生徒だったんでしょうか? Michael:11年生まではちゃんと学校に行ってたんだけど、12年生になってクラブとかに入り浸る様になって、僕は卒業出来なかったんだ。悪い生徒だったよ。(笑) PCI:でもクラブに入り浸っていたおかげで、あなたはルークの言う世界で5本の指に入るギタリストになりました。 悪友ルークとの高校時代でのエピソードはありませんか? Michael:あまり沢山あり過ぎて。(笑) いつもの通り授業をさぼって、ある日僕の家でスティーブとビールを飲んで騒いでたら、仕事に行っているはずの僕のおふくろがその日に限って早く帰って来たんだ。裏庭で飲んだくれてた僕たちは唖然としたよ。(笑) PCI:ルークと一緒にバンドもやってたんですか? Michael:だいたい10人くらいの仲間がいて、二つか三つのバンドがあったと思う。 スティーブともそのいくつかのバンドで何度か一緒にプレイしたよ。 PCI:ルークとはほんとに長い付き合いなんですね。 二人一緒にプレイするところを是非見たいものです。最近注目しているギタリストは? Michael:新しい若手ブルースギタリストでカーク・フレチャー(Kirk Fletcher)っていう人がいるんだけど、彼は凄いよ。 Cozy'sに時々出てるから一度観るといいよ。 CDも近いうちに出るはずだよ。 PCI:ブルースは今でもよく聞くんですね。 Michael:そうだね。 ブルースを聞いて育ったし、今でもブルースは僕の大切な音楽の一部だね。 Photo by Taro Yoshida (Copyright 2002 Taro Yoshida) PCI:最近お気に入りのCDは何ですか? Michael:新しいボブ・ディランのCDが最高だね。 う〜ん、それ以外には最近特にいいの無いね。 もっぱら古いのを聴いてるよ。 PCI:ジミヘンについては特にどのアルバムが好きですか? Michael:Electric LadylandのHave You Ever Beenが最高だね。 確か1969年のアルバムだよね。最初の2枚のアルバムも大好きだよ。 PCI:今でもジミヘンはよく聴くんですか? Michael:今でも聴くよ。 僕のギターのルーツだからね。 |
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