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2002年6月14日
第6回 「The Pusher (寄り切られたジョナサン)」
What's up My Peoples!!!
え~前回紹介した自分のプロジェクト(OBI)のMIXがやっと終ったので3曲ばかり紹介したいと思います。仕事の合間を縫って作業をしていたのでやたらに時間がかかってしまいました。もし良ければ聴いてみてください!
"October" (MP3 3.2MB)
"Bit like Summer" (MP3 2.9MB)
"Stick in a Mud" (MP3 2.8MB)
そんな訳で今回のコラムの方はまともなアイデアがまとまらなかったので、本当は第2回目に書こうと思って途中まで書いていたGIGの事を仕上げたいと思います。今回は写真が無いのが非常に残念です、あしからず。
それは丁度去年の今ごろ、TOTOのVOのボビーキンボールからの依頼で、ハワイのカウアイ島で大きな保険会社のパーティーがあるので、ボビーを含む5,6人の80年代に流行ったアーティストのバックで演奏した時の事です。その中でも、レインボーのジョンリンターナー、ラバーボーイのマイクリノ、それからなんと言っても(僕がファンだった)ディープパープル、ヒューズスロールのグレンヒューズ、彼と同じステージで演奏出来たのは光栄でした。
彼らはVoice of Classic Rockと言う名の事務所に所属をしていて、その時々空いているアーティストがコーポレーションのパーティーなどで演奏すると言うこと。 まぁ、早い話、 Top40 Bandで、ヒット曲のオンパレード。しかし、歌っているのは本物って感じかな。
今回のバンドの面子はギターが僕、ドラムがジョナサン・ドレッセル、
キーボードがリョウ・オクモトさん、ベースがグレン・ヒューズ、
サウンドチェックが大勢のバックと言うこともあって、4時間もかかってしまったのと、後は結構蒸し暑かったので、皆かなりバテバテでした。今回のステージは、今はもう使われていない工場跡地を会場に、主催者が保険会社だった
せいか、スポンサーがハレーダビットソンで、お客も、主催者もヘルスエンジェルスのコスチュームで参加。火がともっているドラム缶などがあちらこちらにあったせいか、雰囲気が少し暴走族の集会がはいってたような・・・
時は夜7時。なんなくPartyは始まり、日頃のうっぷんばらしか、お酒が回り始めたのか、会場は超盛り上がり状態。ロザーナ、アフリカ、ハッシュ、ウーマンフロムトーキョウ、バーン、スモ―クコンザウォーターなど、懐かしのヒット曲の数々を演奏し終わったところで、(ブチッ)いきなりアンプから音が消えてどうしたのかな?と、思っていると、ステージマネージャーが側に来て、耳元で「理由は分りませんが撤収のようです」 まあ、そんな感じで途中で終ってしまったのでした。
なにはともあれ、僕らはHotelに帰って打ち上げをHotelのクラブですることに
なりました。Partyの客を含め、結構な人数の中で、僕とドラマーのジョナサンも飲み始めること数分後、ジョンとグレンがやってきた時の事でした。
彼らがレインボーやディープパープルに参加した時などなど、貴重な話を僕たちにしていた時の最中、僕がグレンとの話しに夢中になっていると、ふと気がつくとジョナサンとジョンの姿が消えていました。今まで僕達の横で話していたはずなのにおかしいな?と思い回りを見渡すと発見してしまいました。
あまり僕も他人の容姿をとやかく言えたがらでもないのですが、ロックスターとは言え、やはり皆さんお年を少しとられているせいか、からだの形がすこーし、変わってきておられまして、特にジョンさんのお腹はそれはそれはお見事なもので・・・
話はそれましたが、ジョナサンは話に熱中するジョンとそのお腹に押されて、
3m後ろの壁とお腹に挟まれて、身動きがとれない状態。僕がその姿を魚に、しばらく飲んでいたことは言うまでもありません。
あっ、そう言えば、Partyでの出番が最後だったラバーボーイのマイク・リノは結局一曲も歌えないままお帰りになられました。後ろ姿がお寂しそうでいらっしゃいました。
トシさんのインタビューはこちら
投稿者 admin : 2002年6月14日 07:09