2011年11月04日
第３２回 ”コミュセットのクジビキとテープレッスンのレクチャーについて”
皆さん、いつもありがとうございます。前回のコラムで、”コミュセットの豪華セット”のプレゼントについて書きました。で、どれだけ応募が来るかな？と思ったら想像以上にいっぱい頂いたのでこれだけ多くの方々が、僕のコラム、ボストンギター道場を読んで頂いたこと、凄く嬉しいです。改めて、皆さんに感謝です。
当選発表は、このコラムの最後に書きます。お楽しみに！ちなみにクイズの答えは、”末吉” でした。
で、こんなに皆さんに興味を持って頂いたので今回は、クリスマスの時期にまたプレゼントしましょう。今回も僕のレッスンマテリアルがいっぱい入ったコミュセットの豪華セットです。抽選ですが、お一人僕の ”コミュセットの豪華セット” （CD、DVD、レッスン資料山盛りの噂のセット！）を無料で差し上げます。以下のクイズに答えて頂き、お名前、住所、お電話番号、簡単な自己紹介を僕にメールしてください。件名を”コミュセットの豪華セット１２２５１１”とお手数ですが書いてくださいね。
music@tomofujita.com
です。
今回のクイズです。僕の長年の親友であり、ヴィンテージのストラト好きな、かなりHなオッサン（笑）。京都のイースト・ビレッジ・ギターズという楽器屋さんのオーナーさん。いつもライヴでは、僕のテックをして頂いている方。この方のニックネームは？ ヒゲ男のニックネームです。今回は、答えをご自分で探してください。そんなに難しくないです。ミクシイのコミュとHPを載せておきます。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=303474
http://evguitars.com/
僕の通信レッスン（テープレッスン）は、もう長い間やっています。今もテレコとカセットテープ、そして手書きのコメントでやっています。９７年ぐらいから始めました。一番最初は、僕も色々試行錯誤の部分がありましたが、徐々に課題のペース、送るペース、やり取りのペース等、分かってきました。今では、もうウエイテングが常に８０名上、大体１年待ちにになってきました。僕自身も大好きなレッスンです。
レッスンの空きができて回ってくると、僕から連絡があります。（それまでは最初にメールでやりとりをしてウエイテイングのリストに正式に載せます。）基本的に、最初デモテープのように（録音内容も詳しく指示します。）６０分テープの片面に録音して頂いて、それを僕が聴いて、紙にコメントを書いて、B面に、課題の内容を演奏しながら実際に詳しく説明しながら録音します。この内容が課題になり、紙にも課題内容を詳しく書いて、この内容を次のレッスンで録音、送って頂きます。完全な個人レッスンです。
で、生徒さんの中には会社員の方だとどうしても出張が多い方もおられます。なので課題レッスンだと録音するタイミングがうまく週末にならなかったり、その忙しい月だけはどうしても課題のレッスンが難しい、でも前向きにやりたい。そのような状態でうまくレッスンを効果的に持っていくために、”レクチャー・レッスン” が生まれました。このレクチャー・レッスンは、課題ではなく、４５分間、僕のデモ演奏と詳しい解説で、内容は（一番最初は僕が決めますが）生徒さんのリクエストで何でも僕ができることやります。内容は、例えばトライアドの事、応用、ベンド＆ビブラート、ファンクのリズム、ブルースの歌うソロ、ジャズブルースやジャズのソロのアイデア、また最初のほうは、僕からトライアドの件、課題関連で予習＆復習などもやります。基本的に何でもありで、課題ではなく、聴いて頂いて、アイデア学んで頂いて、大事な部分は、１枚の紙に小さな字でも良いので、レクチャーの項目名、その下に感想、それから全体の感想と課題のリクエスト等を書いて頂きます。感想を書く事でお互いに色々新たに学ぶ事があり、ここが実際に課題としてやらないリラックスさとアイデアの追求、楽しみがあります。僕も凄く大好きなタイプのレッスンで、課題ではない面白い部分があります。実際に、課題レッスンなしでずーっとレクチャーのレッスンだけの方もおられます。
今回は、このレクチャーのレッスンの感想を載せます。もちろん本人に了解を得てありますのでご心配なく。このレッスンでは、シンプルなリズム、トーンの違い、表現力から、音数少なく弾くアイデア、ベンド＆タッチ、シンプルな指弾きのグルーヴなど。
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お世話になっております。通信レッスン生のTです。
大変遅くなりましたが、レクチャーレッスンの感想を送らせていただきます。
（１）シンプルなリズム、Swing、トーンについて
先生の演奏はいつ聴いても非常に安定していて毎回毎回聞き惚れてしまいます。ですので安定感を出すために先生がどこに意識を持っているか、どの点に集中して練習しているのかがわかるこのレクチャーはとても勉強になりました。単純にミュートしてカウントするだけですが、きっちり正確に、理解してやろうとするとまだまだ未熟な点が多いことに気付くことができました。
一つ一つのビートを大切にすること、一歩下がることによってより前へ進むことができること、おざなりになりがちな日々の練習で忘れずに意識していきたいことだと強く感じました。
練習に際して、どちらか１つに問題点があればその点だけをフォーカスして練習するのも効果的という話は理解はできても、特に練習時間がない時は中々できないものですが、今後は焦らず１つ一つの項目を大事にすることも意識していきたいと思いました。見えない点についてもしっかり意識、コンセプトを持つ。とても深く心に響きました。
トーンや機材に関するお話は毎回興味深く聞かせていただいております。ライブなどで音が良いと言ってくださる方が最近できたのも全て先生のレッスンのおかげだと理解しております。本当に良い機材というものを教えていただいて練習時いつも感謝しています。ありがとうございます。
（２）三音フレーズ
ストレートなシャッフルは地力が問われるというか、どれだけコツコツと練習したかが簡単にわかってしまうものだと個人的に感じております。
練習に必ず組み入れるようにしているのですが、中々思うような演奏ができずにいます。ですのでレクチャーレッスンで細かくポイント等について解説していただけるのが本当にわかりやすく、嬉しいです。
後々ジャズやファンクを弾けるようになるために、基本となるシャッフルやスウィングを丁寧に丁寧に取り組んでいこうと改めて思いました。
（３）スタイルの中でのフレーズ
シンプルなフレーズであってもリズムとトーンが素敵なので毎回勉強になります。ベンド（とタッチ）だけでこんなに綺麗かつ色気のあるものにできる、というお手本なので、とても勉強になります。
言葉だけではなく、実際に弾いてくださることによりトーンやタッチのニュアンスを説明していただいたのがとてもわかりやすく勉強になりました。
また、バッキングのみならずソロでもリズムのコントロールがずば抜けて正確で先生の凄さを再認識いたしました。
とても自分ではここまで気付かなかったので「気付く、理解する」ことができて良かったです。
（３）Swing Feel 指弾き
指弾きでのパターンはとても雰囲気があるので好きです。ただ、いざ自分で演奏に取り入れようとすると中々うまくいかないときがあるので、今回のレクチャーや課題にしっかり取り組むことで自分のものにしていきたいと感じました。このパターンは音と音の間にどれだけグルーヴを込められるかによって聞いた印象が全然変わってしまうので、繰り返し練習して先生のようにメトロノームなしでもグルーヴの感じられる演奏になるよう一歩一歩努力していきたいと思いました。また、こういうパターンで唄うことは単純にアドリブの準備だけではなく、グルーヴを出せるようになる準備練習としても重要なものだと感じました。
（全体の感想）
今回もとても楽しく勉強になるレッスンでした。
毎回このような、重要であるにもかかわらず個人レッスン等では取り上げられにくい項目に対してフォーカスしてレクチャーしていただけるのが本当に嬉しいです。
根気よく完全消化ができるようこれからも努力していきたいと思いました。そう思わせてくれる、ギターへのモチベーションを高めてくれる、先生のレッスンに心から感謝です。
また、テープで先生がレクチャーレッスンでの使用ギターを指定してもいいと仰っていたので、個人的なお願いで恐縮ですが、デパーゴの使用を多めにしていただけると嬉しいです。
生のトーンを聞けるテープレッスンで、先生のデパーゴのトーンを聴き学んで、自分のデパーゴのトーンに少しずつでも反映させていきたいと思っております。
今回もありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
T
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以上が色々見えにくい部分の細かいレクチャーです。トライアド、イヤトレのレクチャーも人気があります。
あと人気があるのが、エフェクトの効果的な使い方、その場合、クリーンでもブーストの使い方で、メロデイーを強調したブーストでよくEP Booster使います。
少し全体に太くなって、その分うまくダイナミックスを使ったアイデア等を。また歪みの部分では、大きく３つぐらいの歪みのエフェクトを、生徒さんの持っている物を一つと、その他にTS１０等を使って、歪みのセッテイング、そこからピッキングのダイナミックスを使ったアイデアなどよくやります。ここで簡単なコツとしては、歪みがオンの時のバランスです。僕はクリーンのセッテイングの時よりも歪みがオンになる時に音量がほんの少し上がるようにします。それを利用してオンになった時にピッキングを少しソフトにします。そうする事によってクリーンから歪みのエフェクトがオンになる時にスムーズになります。歪みのペダルのレクチャーでよく登場するのは、BB Preamp です。
このペダルはトレブルとベースがあるので細かいコントロールが可能です。エフェクトでは、ワウの踏み方のレクチャーも皆さんお好きなようです。
交互に以下のようにスタイル的なこともやります。以下のようなレクチャーの場合は、スタイル、曲を中心に、機材もアンプの面でヴィンテージのアンプや、ヴィンテージのチューブの違い等もよくやります。またギターの違いをやったレクチャーもなかなか人気あります。
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お世話になっております。通信レッスン生のTです。
遅くなりましたが、レクチャーレッスンの感想を送らせていただきます。
（１）Through the pain
この曲は比較的シンプルでありながら、とても印象深いメロディーでしたのでＰＵＲＥの中でも好きな曲の一つでした。具体的な弾き方、そして演奏上での注意点について詳しく説明していただいて嬉しかったです。
特にタッチに関しての説明、表情付けがとても勉強になりました。説明でトライアドが多用されているいることがわかりましたが、今の自分は実際に演奏に応用していくのには中々結びつけるのが難しいと感じました。
トライアド、ベンドの練習を地道に取り組んでいく必要があると感じました。ピックアップの切り替えによる表情付の方法は盲点でした。見逃しがちなことでしたので、とても参考になりました。
コード間のあるソロが好きなので、きちんと学んでいきたいと思いました。
ソロのみならずコード進行をグル―ヴィーに演奏していただいたのも勉強になりました。
（２）That's girl
ファンキーなこれはまだ自分には早いと思うのですが、ファンキーなギターは大好きでいつか弾けるようになりたいと思っているので取り上げていただき嬉しかったです。
シンプルでありながらもグルーヴするだけでこんなに楽しい演奏になるのかと勉強になりました。
ヴォイシングの美しさもそうですが、ミュートがとてもきれいなことに驚きました。こういう何気なく演奏しているところにどれだけ注意と努力が行われているかを再認識しました。
メロディーもニュアンス、グルーヴたっぷりの演奏で聞いていてとても楽しかったです。違うコードで同じメロディーが出てくるのが先生の曲の特徴ですが、そういうフレーズ選びのセンスなどについてのきっかけにも触れることができて嬉しかったです。
またここでもピックアップの違いによるソロのニュアンス付けについて詳細に音で説明していただき嬉しかったです。
（全体の感想）
今回も楽しく勉強になるレッスンでした。何回も聞き直して少しずつ自分の演奏に活かしていけれるよう努力していき、地道に一歩一歩学んでいきたいと思いました。
そして今回もトーンが素敵！本当に毎回勉強になります。先生のリアピックアップの音も聴くことができたので嬉しかったです。
次回もまた内容は先生にお任せします。
次のレッスンもまたよろしくお願いいたします。
T
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以上今回は、僕の通信レッスンのレクチャーのことを紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか？
１０月２５日に発売された僕の新しい教則本 ”独学ギタリストのためのロジカル・プラクテイス〜読譜とトライアド編”
皆さん、早速ゲットして頂いて感謝です。毎日いっぱいメールでの感想ありがとうございます。喜んで頂いて僕も凄くうれしいです。ありがとうございます。とても好調です。これも熱心な皆さんのお陰です。
リットーのHPはこちらです。
http://www.rittor-music.co.jp/books/11317202.html
アマゾンはこちらです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4845620022/
ミクシイの感想はこちらです。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=65172053&comment_count=45&comm_id=232197
それでは、コミュセットの豪華セットの当選者の発表です。たくさん応募ありがとうございました。
今回のラッキーな当選者は、
アメリカにお住まいの斉藤さんです。（フルネームにしないほうが良いかな？と思って勝手にそうさせて頂きました。）
おめでとうございます！！！ コミュセットの豪華セットが当たりました。 当たらなかった皆さん、応募ありがとうございました。また１２月にクイズありますのでお楽しみに。
では、１２月のクイズ＆コミュセット豪華セットのクジビキもお楽しみに！
１２月のクリスマス時期に当選発表させて頂きます。
PS. おまけです。最初の画像に今回のクイズの” 例の楽器屋のオーナーが見えます。２つ目の画像は、思いつきのメロデイー？？？
トモ藤田のサウンドチェック at Tokuzo (SRV Strat)
トモ藤田(g)新井田孝則(d)石川俊介(b)
Tomo Fujita "The Good Life" 1962 Fender Vintage Start
トモ藤田(g)新井田孝則(d)石川俊介(b)
トモ
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投稿者 admin : 2011年11月04日 05:44