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2007年4月27日
昨年11月から今年の4月にかけて
もう2007年も4月の半ばとなりました。
相変わらずの更新の遅さ故、コラムのタイトルも、大体において「最近の出来事」であるとか、「ここ半年の出来事」であるとか、
「お久しぶりです」とか担ってしまっていますね。
さて、2006年の冬から年末にかけての主な行動そさっそく記していきますと。
11月には永井ホトケ隆さん率いるBLUES POWER(永井隆氏、浅野祥之氏、沼澤尚氏)に混ぜてもらって演奏。
もう高校生くらいからあこがれの人であったホトケさんと一緒に演奏できるなんて、音楽続けてて良かった.....。
ライヴは自分個人としては、ホント御三方に混じると小僧っていうか未熟なもので、自分の出来の悪さに参ったが、
とにかくこの方々と一緒に演奏させてもらえるだけで最高に楽しく勉強になった1日だった。本来なら勉強になった
なんて言ってちゃいけないんだろうけど、ほんとに勉強になったんだからしょうがない。
そういえば高校生の頃やっていたバンドではホトケさんの在籍していたウエストロードブルーズバンドのコピーとかさんざんしていた。
感慨深い。また混ぜてもらいたいです。
そしてPCIのコラム執筆者にはウエストロードのギターリストである塩次さんもいらっしゃいますね。
12月には風邪をひきつつの昼海くんのサポート。久しぶりに、何を弾いているんだか不明状態での演奏でして、どうなることかと
思いましたが、リハーサルを散々こなしたおかげで、何とか乗り越えられました。体調管理をしっかり出来ないようではいけません
ね。いろいろと迷惑がかかる....。
COUCHは黒沢秀樹くんのイヴェントへゲスト出演。この場で同じくゲスト出演の黒沢くんがプロデュースしたsowan songとともに9月に録音した曲を1曲演奏。初めてのライヴ共演で少々緊張しました。
年末のシアターブルックの東京公演では、ステージ上で初めて感電いたしました。幸い大事には至らなかったものの、電気製品を扱う
怖さを身を持って知った次第です。過去にはコレで持って命を落とす音楽家さんの話もいくつかありますので、今思い出しても恐ろし
い。アンプの不調が原因でして、スピーカーキャビネットとヘッドアンプを繋ぐシールドを自らいじったのですが、楽器まわりのスタッフさんの話によれば、これ片手で触ったからよかったようなものの、両手でいじっていたら昇天してたかもしれなかったらしいです。
こわぁ~。
ちなみにこの事件、アンコール時のもので、ライヴ事態には大して支障は出ず。ただし手の痺れはしばらく残っていました。
そういえば年末にはソウルの帝王ことジェームス・ブラウン氏がお亡くなりになりましたね。沢山の影響を受けました......合掌。
年明けて、明けましておめでとうです。もう4月ですけど。三が日は仕事も無く、1月半ばから浜崎貴司さんのサポート。
東京と大阪2本だけのツアーでしたが、楽しかった。浜崎さんはほんと良い曲を書く人だが、灰汁の強い声もまた魅力的だ。ちょっと
顔が怖いが、楽しいいい人です。
東京公演の翌日がわたくしの誕生日だったのですが、公演終了後の打ち上げ時、午前零時を回った頃に、誕生祝をスタッフの人達も
含め、してくれた。感動しました。なんで誕生日なんか知ってたんだろ?というか調べてくれたんだろうが、嬉し驚きでした。ありがとうございました。
あとCOUCH主催のイヴェントもあった。ゲストで出てくれたビューティフル・ハミングバード、Thousands Birdies' Legsの皆さん、とても素晴らしかった。また一緒に何かやりたいです。
その後1月末から2月頭にかけて、ハワイ島へ旅行。天候は後半最悪の大雨でしたが、クジラが泳いでいるのが一杯見られた。そして山火事も見た。
2月はま永井ホトケさんの高円寺次郎吉5Daysのうちの1日にゲストで沼澤さんレヨナさん、山本タカシくんとともに出演。
ブルーズのスタンダードやレヨナさんの曲、ボブ・マーレーの曲など非常に楽しく演奏。
元気に5Daysのライヴをこなすホトケさんはやはり誰よりもさすがです。
半ばにはおおはた雄一くんのサポート。結構前からの知り合いであるけど、一緒にライヴで演奏するのはこれが初めて。最高に素敵な
ギター弾き&歌唄いです。このときはドラムレスでおおはたくん、もう1人のイカしたギター弾きの佐藤さん、わたくしのトリオ。
久しぶりにライヴでアップライトベースを弾いたりして、そこそこ緊張した。ライヴ慣れしていない楽器を演奏するのは初心者に戻った
ような気分。アップライトの弦を何日か前に交換したのだが、弦の値段の高さには参る.....まぁエレキベースに比べて替える頻度の
低いものではあるが。写真はUNIT楽屋でのおおはた君と佐藤さん
3月は今年になって発売されたシアターブルックのタイジくんのプロジェクトTaiji All Starsのライヴがあった。
Taiji All Stars、バンドメンバーはなんてことは無いシアターブルックと同じでありますが、普段のシアターに比べると、やはり
ゲストヴォーカリストを中心に展開する音楽であるので、歌が中心。シアターのように一曲一曲が長いってことはほとんど無く、しっかりゲストの方々の歌を聞かせる演奏です。
このライヴ東名阪の3箇所であったのだが、名古屋のゲストにはbirdさん、松雪さん、COLD FEETさん、大阪はこれにSAKURAさんが加わり、最後の東京ではbirdさん、松雪さん、COLD FEETさん、Leyonaさん、Hitomiさん、UAさんといった豪華絢爛な揃い踏み。
忙しい中、出演してくれた皆さんは勿論裏方で仕切ったシアターのマネージャーのNくんは時間繰り等さぞや大変であったろう。ありがとうございました。
あ、いかんもう1人大変だったひとがいましたCOLD FEETのWatushiさん。演奏陣にシアターとは一味違うものを持たせる為、ほぼ全ての
曲で何らかの楽器で参加してもらうことになってしまいました。
しかしさすが名プロデューサー、ちょっとした味付けが実に見事で、ある意味、演奏面でのまとめ役。影のバンマスでした。改めて感謝です。
写真はピンボケですが、楽屋で変装中の沼澤さん。レアな写真です.....。
今回はとりあえずこんなところで。
しかし今回、写真がほとんどありません。すいません。文章だけでこの長文はキツイですよね。
でもいろいろあった写真データが自分のミスにより消えてしまったのですよ........。
続きはまた。
とこの原稿を書いているときに、とんでもない訃報が。
BLUES POWERは勿論、たくさんのライヴや音源で素晴らしいギターを聴かせてくれていた浅野祥之さんが4月20日にお亡くなりになってしまった。一緒に演奏したのは昨年の11月がただの一度。でもいつも近くにいる先輩って感じだったのに......また一緒に演奏したかった。11月9日に隣でギターを弾いてくれたことを胸に、これからも浅野さんが愛した音楽を続けたいを思います。
投稿者 nakajo : 2007年4月27日 04:00