2005年12月31日
2005年さようなら
というわけで、というか、どう言うわけかわからんけど、もう2005年も終わり。
あと一日で2006年。
2005年もあんまり思ったほど、このPCIさんのサイトのコラムを更新することが出来んかった......。
筆不精、というか、書き出すと大量の文章を書いてしまうのだが、書き始めるのがなんとも。
きっと、内容が自分の中で、整理がついていて、読み物としてどうなるのか?を自分で考えすぎ
なんだろう。簡潔な、たとえそれが一行のものであったにせよ、読んで楽しい文、日記的なものは
沢山あるのに。きっと性格がサッパリしていないに違いない、と既にこの『筆不精』ということに関して
、いや言い訳に等しいんですがこんなに書いてしまっている......。
そしてここのコラムもいよいよブログ化されましたね。
今までのように、サイトの管理人様にテキストで書かれた文章、及びそれに合わせた写真等をメール
にて送り、それをアップロードしてもらう、という手間がなくなり、書きたいときに書いて、瞬時に世の中
に送り出す、ということになったわけですな。
そして、これからは2006年になるのを期に、これを活用して、簡潔に、手早く更新して行きたい、と思う
所存であるのだ。
さて、前回が遠い彼方の5月の更新だったのだが、それからいかようにして、過ごしておったか?を簡潔
かつ手早く書いていこう。
5月、所属バンドであるシアターブルックは日比谷野音のイヴェントに出演、一緒に出た吾妻光良とスインギンバッパーズ等の演奏も楽しみとても楽しい一日。
所属バンドであるCOUCHも代々木のライヴハウスに出演。ハコの鳴りに苦悩した。
外タレYO LA TENGOのライヴ(海洋生物の映画に合わせての演奏という特殊な形態のライヴ)を観に行った。三人だけで優しくも激しくも冷たくも暖かくも演奏出来る素晴らしいバンドだ。
6月、昼海幹音くんという才能あるギタリストのレコーディングでベースを弾かせてもらった。彼とは3月くらいからライヴも手伝わせてもらっているのだが、これからどんなアーティストになっていくのか(すでにとある有名バンドのギタリストだったのだが、最近脱退)楽しみな人である。
ハワイ島に旅行に行った。
いつ行っても気持ちが安らぐ場所、ってそんなに沢山行ったことがあるわけではないけど。どこか外国に暮らすとしたら、迷うことなく選ぶ場所だろう。
シアターブルックの久々のアルバムが発売、正直あまりセールスに結びつくバンドではないのかもしれないが、新たに発売元になってくれたメーカーさんには、感謝である。
そして、この月には10年ぶりくらいに魚釣りに行った。実家に住んでいた頃は、海が非常に近かったので、よく竿を持って海岸をうろついたもんだが、久しぶりにやったらとても楽しかった。でも全く釣れませんでした。フグが2匹くらい。吊り上げると「キュッキュッ!」って鳴きやがって、ムカつく。ムカつくが、ちゃんと針はずして、海に帰した。むやみな殺生はしないのだ。その後海中で弱って死んでしまったかもしれないけど.....。
7月、シアターブルックが新譜を出したので、ラヂオでの生演奏等があった。某国営放送局のFMに出たりしたのだが、そのために訪れた放送局内で武将姿(でもカツラはずしてる)の鶴見辰吾氏を見た。この放送局内は行くと誰かしら芸能人の方を目撃することが出来る。
そしてこの新譜発売に合わせ、東京と大阪にてリリースパーティーを決行。なかなかの盛況でした。
COUCHも大阪のバンドに呼んでもらって、大阪行。
8月、ナチュラル・カラミティーのライヴに参加。
辻堂、逗子といった海岸沿いでのニ連荘。楽器が塩被って困る。ライヴ自体はナチュラル・カラミティーの音楽性と海というのが大層マッチしており、とても気持ちよく演奏できた。良い意味での「演奏しながら寝そう」な気持ちを味わった。
タバコジュースという三人組のバンドのレコーディングを二曲。シアターブルックのタイジくんプロデュース曲。天然ボケをガンガンかます(失礼!)三人組はとても魅力的でした。今後の更なる飛躍を期待するのだ。
シアターブルックで北海道のライジングサン・ロック・フェスに出演。とんでもない大雨の中での演奏だった。
9月、シアターブルックのライヴツアー、7箇所しか回れなかったけど、どこも充実した演奏が出来た。
新譜からの曲が中心、というかほとんど全てやったのだが、良い緊張感が出て、ライヴツアー自体が新鮮になった。
10月、昼海くんの大阪ミナミホイールというイヴェント出演のサポート。ミナミホイールっていうのは3日間に渡り、大阪の沢山のライヴハウスに沢山のアーティストが集まり、ライヴを繰り広げるイヴェント。お客さんは1~3日間のパスを買い、それを持っていればどのライヴハウスでどの出演者を観ても良い、という音楽好きにはたまらんイヴェント。なんだか街が音楽好きで賑わっていて、楽しい。
その後COUCHでもまた大阪行。大阪によく呼ばれるバンドになった。大阪、大好きだが、他の土地にもそろそろ行ってみたい。
11月、COUCHは下北沢でライヴ。
昼海くんの新譜発売ミニツアーで大阪と東京でのライヴ2本。
シアターブルックは横浜にて行われた楽器フェアのリットーミュージック主催の演奏コンテスト「最強プレイヤーズコンテスト」にゲスト出演。
そして楽器フェアなので沢山のメーカーの沢山の楽器を見て歩いた。このフェアにはPCIさんも勿論ブースを出しており、お世話になっている皆様にも会えた。しかしまぁ、各ブースでデモ演奏出演しているミュージシャンの方達は皆すごいテクニシャンだ!なんだか指の動き見ているだけで楽しい。
月末には神戸でのCANDLE JUNくん、奥田民生氏との競演イヴェント。このイヴェントは沼澤さんの発案により、神戸チキンジョージの客席内に演奏者がお互い向き合うように演奏するという特殊な形態で行った。お客さんはそれを取り囲むようになる、というちょっとテレビセットのような状態。なんとも不思議な感覚だったが、会場内の雰囲気も含めて、とても良いイヴェントだった。
その後、岡山での単独ライヴ、名古屋のFM関係のイヴェント出演等のミニツアー。神戸では改めて奥田氏の才能を思い知りました。岡山のラーメンはうまかった。
私事では沖縄に旅行に行く。
沖縄も大好きな場所。今回は読谷に二泊した。あまり観光せずに近場を回った。沖縄って底抜けな明るさがいつもあるけど、同時に戦争の暗さが色んなところに漂っている場所でもある。だらりとゆるんだ状態を味わいつつも、何か考えさせられるところがあるんだよね。だらりとしながらも、きりりとなれるのだ。
それはさておき、島ラッキョウ、また食いたい。
そして12月、COUCHは下北沢でアコースティックライヴ。寒い中でのコタツのような内容だった。
シアターブルックは恒例の大阪、東京でのライヴ。今回の目玉はライヴ後半のCHICメドレー。バーナード・エドワース好きのおれとしては願ったりかなったりの企画でした。なにも言わずとも、ドラムの沼澤さんにはそれがばれたようだ。
そして、今日、というか昨日の葉山の空屋でのライヴにて仕事納め。内容的にはこの年末のメニューを下敷きにしたのだが、お店の雰囲気やお客さんとの距離がとても居心地良く、楽しく演奏出来た。
と手帳を確認しつつ書いてきたが(ライヴや録音等で端折っているものもありますが)、どうやら、全体的に楽しく演奏できているようであり、それが何よりです。
来年もそうありたいですな。
では2006年にまた!
投稿者 nakajo : 03:09