« 第28回:The Lost Christmas Eve | メイン | 初リーダーアルバム、作成中! »
2005年5月10日
第29回:ニュープロジェクト始動!
皆さん、
お久しぶりです。本当にご無沙汰してしまいました。
前回コラムを書いてから、、、、、
かなり経っていますね。気を付けないと(笑)。
コラムをサボっていた間の事も含めて、少し古い話題も含めて書こうと思います。
まず、Trans-Siberian Orchestra(以下TSO)情報から。前回のコラムでは僕も参加した、The Lost Christmas Eveが発売されたところまで書きましたが、去年(2004年)の終わりの時点で、全米で85万枚売れ、ゴールドディスクを獲得しました。現時点での販売枚数はちょっと分からない状況です。分かった時点でまたお知らせします。実はTSOのCDは他のアーティストのCDの売れ方と比べると、ある種特別な売れ方をします。TSO、一言で言ってクリスマスシーズンバンド。この時期に古いアルバムも含めてたくさん売れるんです。それで、1996年に発売された TSOのファーストアルバムは200万枚以上のセールスを去年記録しました。The Lost Christmas Eveも毎冬売れて、近い内にそうなれば良いなって思います。
実はこのTSOの活動が、僕の地元、北海道新聞社の方の目に留り、去年の12月上旬にワシントン支局長さんが僕のスタジオまで取材に来て下さり、12月22 日の朝刊にかなり大きく取り上げられました。反響はとても大きかったんですけど、しばらく経った2月の上旬に今度はその北海道新聞の僕の記事を見て下さっていたHBCテレビ(TBS系)の記者の方から、是非夕方のニュースの中で
特集として放送したいとの連絡がありました。北海道限定とは言え、一瞬、俺がニュースに出ちゃって良いのって思いましたが(笑)、またとないチャンス。喜んでOKの返事をしたところ、直ぐにNYまで取材に来て下さり、1日掛けて取材を決行。街を歩いているところ、練習風景、バンドでのリハーサル風景なんかも撮りました。どんな感じで映っているのか心配していましたが、良い感じに撮って下さって、本当感謝です。最初は3分位と聞いていましたが、放送は7分間の特集でした。ちなみに今回撮って下さったテレビカメラマンと音声さんは、松井稼頭央の専属なんですよ。日本でいつもニュースの中で見ている映像が、実は彼らが撮っているものだという事は多いにあると思います。
さて、ここからは少し最近の話をしましょう。実は今年の最初から、元マイルスデイビスバンドのキーボード奏者、Adam Holzmanらと、ジャムセッションをする機会が増え、今年は何か新しい事を始めたいねって、よく話していたんです。同時に、バークリーの同期であり、上田正樹氏の右腕として活躍するギタリスト、養父貴とお互いの状況等を電話で話していたら、Dimensionのサックス奏者、勝田一樹さんと何か新しいと事を始めようという話をしていたらしく 「それだったら一緒にやらない?」みたいな感じになって、主に日本と、将来的にはヨーロッパも視野に含めたジャズフュージョンプロジェクトが立ち上がりました。現在レコーディング進行中です。まだ始まったばかりですが、
大変上手く行っています。詳しくは僕のサイトでも見る事が出来ますので、時間のある方は是非僕のサイトもご覧になって下さい。
これからもこのニュープロジェクトの活動をその都度、コラムで報告して行く予定です。お楽しみに。
それと、養父貴情報を1つ。僕は参加していませんが、彼のファーストアルバム "Feelin' Right" が、ローヴィング・スピリッツから4月20日に発売されました。チャンスのある方は、是非チェックしてみて下さい。
フィール最高ですよ!!! 写真は、僕のサイトでも掲載しているものですが、こちらの方が大きく見れますね(笑)。
Adam Holzman (Keys.), Takanori Niida (Drums), Jeff Allen (Bass)
at the Looking Glass Studios in NYC.
言わずと知れた、元マイスルデイビスバンドのキーボード奏者、
Adam Holzman。
eff Allen (Bass)。
今回は3曲程レコーディングしましたが、彼に頼みました。
Avril Lavigneのファーストアルバムでも彼のサウンドを聴く事が出来ます。
実は僕も含めたこのトリオ、
ニュースの特番で放送された時と同じメンバーなんです。
初めてこのトリオで音を出した時から、最高のサウンドでした。
僕のGMSのフルセットです。スネアは最近CLクラスをメインに使っています。
エンジニアも驚く程の最高のサウンドです。
お気に入りのショットです。
もう1枚。
それでは今回はこの辺で。
また次回お会いしましょう。
Takanori Niida Official Website
投稿者 admin : 2005年5月10日 08:40