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2011年7月 3日
マーカスは神。
いやあ、更新遅れました。失礼いたしやす!
5、6月といろいろばたついておりまして気づけば7月。
7月といえば、7月4日アメリカ独立記念日。久々の3連休、
海水浴にいく予定でしたがあいにくの雨。キャンセルとなりおかげでコラムを書く時間に恵まれました!
震災後の日本、暑い夏が来たようですね。
節電モードの中、スタミナを保つのは大変でしょうが、無理をしないように
気をつけてください!!
そんな中、まだ日本への応援はNYからも続いています。
チャリティイベントの中でも特筆すべきは、
ベース界のカリスマ、マーカス•ミラー(http://www.marcusmiller.com/)主催のジャパンチャリティコンサート
がハイライン•ボールルーム(http://www.highlineballroom.com/)で行われたことです。
和太鼓と日の丸 at HIGHLINE BALLROOM
マーカス(ベース)を筆頭に彼のツアーで回っているバンドメンバーが
豪華絢爛なミュージシャン勢をそろえ、一同に会する。
そのミュージシャンというとRobert Glasper, Sean Jones, Angelique Kidjo, Gregoire Maret, Raul Midon,Q-Tip, Ahmir "Questlove" Thompson, Kaoru Watanabe, Louis Cato, Alex Han, Federico Gonzalez Pena, Vince Wilburn, Wallace Roney 等。しかもこのイベントで集まった収益全額を日本に寄付するというのだから、うれしすぎる。
しかもこの面々でチケット代は45ドル〜というのが信じられず、これは行かない訳が無い!パフォーマンスはというとこれまた完璧。
マーカス•ミラーは今年一月、ロサンゼルスで行われたNamm Show のフェンダーブース(もちろん!)で遭遇したが、ステージを見るのは実は初めてだった。正直マーカスのカリスマ性、パフォーマーとしてのプロフェッショナリズムに言葉を失った。すごすぎる。神!
上記の数々のミュージシャンの音楽を譜面も見ずにグルーヴし続ける。時にはフロントマン、時にはバックベーシスト、このコントラストもはっきりしている。終始マーカスのプレイに釘付けだった。これがいわゆる世の中を魅了するマーカスのカリスマだったのか。
ほかにも印象深かったシーンは、マーカス登場前の和太鼓の Kaoru Watanabe氏。ステージ上の日の丸スクリーンを前に大和魂の血が騒ぐ。一緒にこれを見ていたのはなんとNY在住の大江千里氏。(http://senrioe.blog.so-net.ne.jp)ここで目を合わせ、ジャパンスピリットを確認し合った!海外にいるとなおさら強く感じるものなのだ。
また、私の尊敬するシンガー•ソングライター、ラウル•ミドン(http://www.raulmidon.com/)もヨーロッパツアーからこのために駆けつける。一糸も乱れない演奏、そしてマーカスのベースアシストに感動。アイコンタクト無しにどうやってあんなにあわせられるのだろう?ゴールデンコンビに
思わず ”アリガトー!!!” と叫んでしまった!あの二人に聞こえてたことを願う。
またもや熱弁してしまったが、あの夜は忘れない。またほかにも一緒に見ていた某ベーシストも感極まって涙が流れていた。音楽で心を浄化することとはこのことだ。しかも日本のためにここまでしてくれたマーカス、そして他ミュージシャンたち、本当にありがとう。音楽のパワーはすごいと確信しました。
Q-tip
マーカスミラー様!
ラウルミドン サマ!
マーカス&カオルワタナベ氏
投稿者 shiori : 2011年7月 3日 10:58