2010年5月 3日
Suzanne Vega @ City Winery
PCI コラム、第二弾です!いやあ、日本語で文章を書くと日本語や漢字のスキルの低下がまるわかりですね、
アメリカに3年以上住んでると。以前は日本語で文章書くのが好きで将来はライターやジャーナリストになりたいと思っていた程ですが、今はかなり日本語センスがビミョーですな。
このコラムは日本語文章力(+漢字力)を復活させる良いチャンスでもあります。なんといっても日本語は美しいですからね。
Japanese is a beautiful language!!
さて、タイトルの通り、先日Suzanne Vega のライブに
行ってきました!先日といっても5月1日、ちょっと前ですね。
Suzanne Vega はニューヨーク出身(生まれはカリフォルニア)、日本でもかなり名の知れるシンガーソングライターで、彼女の大ヒット曲 ”Tom's Diner” は日本にいても誰もがどこかしらで耳にしたことのある曲でしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=2Sv9C3AQTbI&feature=related
で、場所はというと、マンハッタンのトライベッカにある唯一のワイナリーとして注目を集めている City Winery です。そこには本物のワインの樽があり、自家製のワインを楽しめるばかりではなく、一流のライブミュージックもあるので、すごく気になっているスポットでした。
スザンヌ•ヴェガのライブがシティワイナリーであるのは以前から知っていましたが、いざ行こうとウェブサイトを見たら、チケットは”SOLD OUT”。
そりゃそうですよね。人気のアーティスト at 話題のスポット on Saturday ですから!
それでもあきらめず、最後の手として、スザンヌのバンドのベーシスト、Mike Viseglia氏 にメールしてみました。(実は知り合いなんです。)
そしたら、受付で私の名前を残してくれるとのこと!
いやー、持つべきものはやはり”コネ”ですねえー、ラッキーでした!
前回ライブを見に行った時は車で送ってくれたくらい親切なミュージシャンです。ツアーで日本によく行ってらっしゃるようで、どうやら日本+日本人が大好きなようです!いやあ、日本人で良かった!
世界中を飛び回るビッグアーティストで日本びいきの方多いですよね、
日本の皆さん、誇りを持ちましょうー。
マイクとワインでほろ酔いのShiori
あ、話がそれました。
演奏の方、すばらしかったです。今回のライブは彼女のデビュー25周年を記念して、デビュー当時から現在までのヒット曲を中心に演奏していました。
バンド編成はベース、ギター、ドラムと非常にシンプル。スザンヌがボーカルとアコギを弾いてます。バンドのサウンドの特徴は、ポップでは珍しくベースがかなりブイブイいってます。ベースラインが動きまくり、ハーモニクスをたくさん使います。ベーシストは特に聞いてて飽きないですよ!
(お客さんにベースのボリューム落とせ、と客席から叫ばれていることもあるくらいです。さすがアメリカのお客さんは主張が強いですねー。)
ギターはシンプルですが、エフェクターを上手に使いこなしているので、
勉強になると思います。
スザンヌの歌も力まずナチュラルで、歌詞はわりとシニカルで社会批判的だったりします、ニューヨーク在住の彼女だけあり、NYの地名がたくさん出てきます。
個人的には "Caramel" という曲がお気に入りです。
http://www.youtube.com/watch?v=U-1mIOBbKi0&feature=related
ワインも食事もグー、サービスはまあまあ、
のシティワイナリーでしたが、
他にもRaul Midon, Joan Osborne etc 私の大好きなアーティストが続々出演予定で、目がはなせません!今後も懲りずにライブスケジュールをチェックしようと思います。
NY観光でもおすすめです。
City Winery
http://www.citywinery.com/
Citywinery 内にあるワイン樽
スザンヌヴェガのライブ
<追記>
6月のライブ日程が決まりました。
6/10(木)NY日系人ホール in Midtown
6/20(日)Blue Owl in East Village
投稿者 shiori : 03:12
2010年5月 1日
はじめまして!
Prosound Communications のみなさま、はじめまして!
ニューヨーク在住のシンガー、Shiori(フルネーム:篠原詩織)と申します、早いもので渡米してから3年がたちますが、毎日クレイジーでエキサイティングなニューヨーク生活を謳歌しております!
当ウェブサイトの連載コラムニストの皆様は大変な大物ミュージシャンにも関わらず、
PCIさんより連載コラムの機会をいただき、ありがたく思っております。
ニューヨークでの音楽生活に関して、このコラムで綴りたい事は山ほどありますので、今後もご期待ください。
よろしくお願いします。
まずはじめに、自己紹介や自分の活動について、Let's go!
< Shiori Shinohara Profile >
愛知県、東海市出身。3歳にてクラシックピアノを始める。
15歳でショパンのエチュードに熱中する傍ら、ピアノ弾き語りを始め、
高校のブラスバンドでドラム、パーカッション、ロックバンド等でドラムを担当。
18歳、大学進学で東京に渡り、Earth, Wind & Fire,
Stevie Wonder, Aretha Franklin, Incognito, Brandnew Heavies etc. を中心に演奏する
ファンクバンドでリードボーカル、コーラスを担当。
同時にロック、フュージョン等のバンドを次々に結成し、
吉祥寺スターパインズカフェ、 原宿クロコダイル、赤坂B Flat、高円寺Jirokichi、
池袋マイルスカフェ、恵比寿ギルティ等東京のライブハウスで勢力的に活動する。
2000年より、ジャズシンガー綾戸智絵のゴスペルクワイア "Anointed"にてゴスペル音楽を始める。
東京国際フォーラム、大阪城ホール、中野サンプラザ、愛知万博等の大きなホールでのパフォーマンスを経験、
Roby Ameen, Horacio El Negro Hernandez , John Beasly などのニューヨーク出身ミュージシャン
と共演し、ニューヨークへの移住を考え始める。
綾戸智絵の影響で、ニューヨークでジャズを歌う事を目標に2007年、渡米。
マイケル•ホームズ、バリー•ハリスよりジャズボーカルレッスンを受け、
Lenox Lounge, Greenwich Village Bistro, Nirvana, Sakuya Cafe, Blue Owl etcで歌っている。
The Collegiate Reformed Church のゴスペルクワイア"Jerise Johnson Gospel Choir"のメンバーでもあり、日曜礼拝で歌っている。
クラシック、ソウル、ファンク、R&B、ロックの影響を受け、
次回のライブ6/20に向け、ジャズのみに限らず、あらゆる音楽にアプローチし自分らしい
オリジナリティのあるパフォーマンスを目指している。
今回は自分の音楽バックグラウンドを紹介しましたが、
今後もNYの音楽事情を中心に綴っていきますので、よろしくお願いします!
投稿者 shiori : 13:15