池部楽器 Guitars
Station
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"Mono"のYoda |
うちのサイトのライブレポートでも紹介しています。ロサンゼルスのライブを見ましたが現地でも大変人気ありました。お店は何時から何時まで開いてるんですか?
鈴木:11AMから8PMまでなんですが、うちの場合いつも機材好きのお客さんが残っていて、夜の9時、10時になることもよくあります。
PCI:休みはいつですか?
鈴木:元旦だけです。
PCI:お客さんの年齢層はどの辺りが多いんでしょうか?
鈴木:1〜2年前だと30代後半から40代のお客さんが多かったんですが、最近は高級楽器が認知されてきたのか、このお店自体が認知されて来たのか、20代の方々やより若いお客さんもずいぶん増えてきました。
PCI:先程も若い女性の方達、たぶんTeenagerの方だと思いますが、何人かいらしてましたよね?
鈴木:そうですね。最近は若い女性の方達の来店も増えています。
PCI:楽器業界も不景気から脱ししつつあるという感じでしょうか?
鈴木:全体的にはそうかもしれませんが、うちの店の場合はあまり大きな変化がないんです。不景気でもあまり大きな落ち込みはなく、その変わり残念なことに景気が良くなっても急に延びることもないのです。
PCI:景気にあまり左右されない商品群を揃えているということですね。珍しい物であれば不景気でも欲しい人は買いますからね。
鈴木:ただ、以前は珍しかった物が最近では他でも手に入る様になり、珍しくなくなってきています。いかに珍しい商品を確保するかというのが大変難しくなってきています。
PCI:品揃い以外に気がついたことはお客さんへの対応のきめ細やかさです。先程も何人かのお客さんが機材について詳しい専門的なことを質問されていました。それもギターとアンプだけではなく、システム全体の詳細についてつっこんだ質問をされていましたね。それに対する鈴木さんの説明がたいへん分かり易く、親切だったのが印象的でした。まるでコンサルタントの様でした。ああいう機材に詳しいお客さんの来店も多いのでしょうか?
鈴木:そうですね。機材に詳しいお客さんが増えていることは確かです。ただ言えることは、高いギターを買ったら次はそれに見合う良いアンプ、良いエフェクターが欲しくなりますよね。逆に高いエフェクターを買ったら次はそれに見合う良いギターやアンプをどう組み合わせればいいのかということになります。結局、トータルでどういう音を出せるのかということに必然的になって行くんですよ。
PCI:ただ単体として商品を売るのではなく、トータルでどの様に良い音を出すかと言う視点でコンサルティングをするということですね。それからこのお店にはプロのミュージシャンもよく来られるとお聞きしました。
鈴木:そうですね。よく来られます。
PCI:著名なプロミュージシャンも多いとのことですが、最近ではどんな方が来られましたか?
鈴木:最近「個人情報保護法」とかがあるのでどこまで言っていいものでしょうか?(笑)メーカーの皆さんにプロミュージシャンを紹介して頂くというケースもよくあります。
PCI:このお店はメーカーもミュージシャンも一緒に集まって情報交換出来る居心地の良い空間なんですね。
鈴木:皆さんの休憩所みたいなものですかね。(笑)
PCI:皆さんの居心地がいいのはやはり店長のお人柄にもよるのでしょう。
鈴木:それから渋谷地区自体がアクティブになってきているので一回渋谷にいらっしゃった方々はまた渋谷に行こうという気になるんじゃないでしょうか。
PCI:地下で大きな音を出せるという環境もいいですよね。
鈴木:大きな音量で、納得行くまでサウンドチェックして頂くというのはうちの大切なコンセプトですね。
PCI:最近よく試奏の入るアンプはなんでしょうか?
鈴木:Dr.Zはよく試奏が入ります。
PCI:先程もお客さんが長い間チェックされていました。コンパクトエフェクターの動きはどうでしょうか?
鈴木:良く売れます。3万円程度までで良い物は動きが早いです。
PCI:Xotic BB Preampはいかがでしたか?
鈴木:すぐ売れて品切れです。XoticのAC BoosterとRC Boosterは最近名指しで買いに来るお客さんが多いです。人気ありますよ。
PCI:鈴木さんご本人のこともお聞きしたいのですが、ギターは今でも弾きますか?
鈴木:ちょっとだけですが。
PCI:どんな音楽を最近聞いていますか?
鈴木:よく聞かれるんですが、ずばっとこれっていうのが無いんです。楽器業界も長くなりましたので何でも色々な物を聞くっていう感じです。
PCI:ギターを最初に始めた頃はどんな音楽がリアルタイムでしたか?
鈴木:高校時代はBOOWY(ボウイ)が流行っていてバンドブームの頃でした。その後18歳で楽器業界に入り、本当に色々な音楽を聴く様になりました。それから動いているのを見るのが好きです。CDを聴くよりライブへ行って実際動いているミュージシャンを見るのが楽しいですね。
PCI:ギターズステーションのモットー、セールスポイントを教えてください。
鈴木:基本的には自分が心から良いと思った製品を置いて、お客さんにその良さをきちんと説明するということですね。それがここ数年、形になってきて情報も多く早く入る様になったと思います。メーカーの皆さんからも色々な情報を頂ける様になり、たいへん助かっています。 良い物と最新の情報が早く入手出来るという所がセールスポイントでしょうか。
PCI:PCIサイトの読者にメッセージをお願いします。
鈴木:特に読者の方々に言う事はありません。いつも開いているので是非来てくださいということだけですね。うちのお客さんでもPCIサイトを見ている人は多いです。海外のミュージシャンの方々のインタビューがたくさん載っていますよね。そちらを先に見て「PCIサイトに載っていたあの商品はどうなの?」っていう問い合わせもよくあります。是非新しい情報紹介は今後も続けて欲しいと思います。僕もうちのお客さんもアメリカの最新情報を楽しみにしています。
PCI:鈴木さんはNAMMショーなどアメリカにも時々来られて独自に最新情報も入手されています。「アメリカの最新情報はギタステにあり」ですね。
鈴木:「コーヒースポット・ギターズステーション」、または「休憩所ギターズステーション」をよろしく。
PCI:本日はたいへんお忙しい中、ありがとうございました。(6/8/2005)
池部楽器
ギターズステーション
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