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2007年9月13日
その13 LAMAの授業の特徴
うわぁ・・前回「では来週(?)」とか言いながら2ヶ月も経ってしまいましたね。
光陰矢のごとしとはよく言いますがなんとなくいろいろあった毎日を過ごしておりました。
遅れました。Tatsunoriです。
ずいぶん涼しくなってきましたが、皆様いかがお過しでしょうか?
前回の話は講師陣の話でしたね。
今回はそんな先生たちに囲まれた授業風景を語っていきたいと思います。
LAMAはMIとは違いどんな学校かわからない方が多いと思うのでその辺を詳しく説明したいと思います。
何が特徴的かというとアンサンブルが毎日あり、
バックミュージシャンを担当するのがアメリカのプロスタジオミュージシャンだということです。
現に先日とあるアメリカ人のシンガーのバンドを見に行ったのですが、ベースを担当している人が
LAMAのジャズギターのクラスのアンサンブルプレイヤーでした。
代表的なのはフランクギャンバレのクラスでベースを担当するスティーブ・ヴァイのバックでも知られる
フィリップ・バイノです。他にもいくつか競演することが出来ます。
MIのときのバックミュージシャンは卒業生が大半でしたのでここにかなり驚きました。
同時にそういったプロミュージシャンの意見を担当の先生以外から貰うことが出来ます。
アメリカのプロのベースやドラムのプレイヤーからバッキングのアドヴァイスを貰うことはなかなか
できるものではありません。
LAMAはそういうところが長けています。
授業はスケール知識を実践的に学ぶ「Modal」のクラス。
フランクギャンバレが作ったコード進行を使ってスケールを弾きまくります。
運がよければ本人と一緒に演奏できます。もちろんアドヴァイスも。
実際彼からはちょっと厳しい意見を言われて怖いです(笑)
ジャズギターのクラスはスタンダートの曲はもちろん、パットメセニーの曲やジェフリッチマンのオリジナル曲など
従来のジャズのみではなく俗に言われるコンテンポラリーなジャズも同時に学びます。
・・・というか、向こうの人はそういった細かいことには拘らないみたいで。
ジャズは新しかろうが古かろうがジャズなのである!!!って感じです(笑)
ロックのクラスは少し変です。
なんだか先生の趣味のような曲が多いです。ブルースがメインですが。
後半はスライドバーを使った授業を受けます。これはかなり楽しかったです。
先生は人差し指と小指に付け同時に2本のボトルネックを扱えます(笑)
ファンクはロスボルトン。
教科書はMIと同じで授業の進め方も変わりませんが、
生徒の数が少ないのでアンサンブルはかなりじっくりやることが出来ます。
ベースはやはりフィリップバイノです。
どの授業も最初に一時間レクチャーをしてその後2つのグループ分、
要するに2時間のアンサンブルを行います。
あとは特徴として読譜の授業が必ず毎日30分あります。
小節をずらして弾いたり、反対から読んだり本当にいろいろやります。
とても目が疲れる授業です。
もちろん一週間に一度プライベートレッスンもあります。
僕はロベンフォードの教則の1・2本目のリズムギタリストでも知られるDaveHillにレッスンを受けていました。
人数も少ないので本当にすんなりとそんな先生のレッスンも取れてしまいます。
と基本的な形式はこのくらいです。
「人数が少ない」ということがかなりの長所になっていると思います。
次回からは私生活のことに触れていきたいと思います。
この学校に入ってから本当に色々なところに行くようになりました。
そんな事を話して行きたいと思います。
また変に忙しくなりすぎないことを祈って、近々書けたら良いと思います。
投稿者 tatsuxxx : 04:45