2003年3月10日
第15回目:War is not the answer
皆さん、ご機嫌いかがですか?
あっという間に3月。
時の流れはなんて早いんでしょう。
あんまりあっという間に過ぎて行かれると困っちゃう。
前回コラムを書いてから今日までの間、
世の中では色々な事がありましたね。
まずは、シャトルコロンビアの悲劇。
ロスに住んでいると、シャトルが地球に帰ってくる時に起こる
”ソニックブーム”という、ちょっと地震にも似た現象を生で感じる事が出来ます。
(窓ガラスが圧力で破れそうになるような、そういう感覚のものです。)
最近はシャトルが宇宙に飛ぶ回数が増えた事も手伝って、
その度テレビ局が発射の模様を生中継するという機会が減っていたので、
今回のコロンビアの事も、災難が起きてから知りました。
悲劇が起きて、天国へ旅立った宇宙飛行士の皆さんの素顔が
雑誌や特集番組でクローズアップされる機会が増え、
私はそのひとりひとりの生き方に感銘を受けました。
共通して言える事は、皆さんがとてもスピリチュアルだったという事。
心構えは、いつも出来ていたのだと思います。
地球に残された御家族の気持ちを思うと涙が出ますが、
御家族の皆さんも、きっと精神的に超越されている方が多いのでは。
Love & Peace.
ロードアイランドのライブハウスでの火災もありました。
沢山の人が犠牲になってしまい、大変な事になりました。
私もたまにロスのライブハウスに行きます。
大抵が、ぎゅうぎゅう詰めになるオールスタンディングのライブが多いのですが、
非常口の場所を確認したり、
最悪のケースの場合の批難の仕方を考えたりした事はありませんでした。
ここまで大きな災難になってしまった事、心が痛みますが、
学べる事は多いですよね。
エンターテインする側もエンターテインされる側も、
お互いの事を良く考えながら、エゴを発散する場所ではなく、
愛のあるアトモスフィアを一緒に作れたらいいですね。
私もこの夏、日本でライブをします。
そのあたりの事も良く考えながら、心優しいものにしたいと思っています。
ところで、皆さん、グラミー賞の授賞式は見ましたか?
私のお気に入りは、インシンクがアカペラで歌ったビージーズのトリビュ-トコーナーでした。
いや~~~~、素晴らしかったです。心臓がバクバク、涙がぼろぼろ。
ジャスティンのソロも私はしっかり買いましたけど、
やはり彼らは、グループで音楽している時めちゃくちゃかっこいい!
ひとりひとりの個性がきらきら!
なので、インシンクとしての新作を、私は心待ちにしています。
最後に、なんといっても戦争の事。
緊張の空気です。
安心して熟睡できませんよね。
このなんとも言えない、事実関係が宙に浮いたような感じがいや。
復讐から生まれるのは、復讐しかない!と私は思うので、
なんとか戦争にならないところで解決していただきたい。
親子代々怒りがつのっている気持ちもわからないではないけれど、
ブッシュ氏に、ここで大きく深呼吸をしていただき冷静に判断していただけたら、
2004年の大統領選に真理もあなたに1票!なんて事もあり得るかも。
(、、、、あり得ない。選挙権ないから、私。あはは。 :)
さてさて、アルバム作りに突入してますよーーー。
新しい器材も揃えました。
6月完成をめどに考えています。
内容については、少しづつこのコラムでも御紹介していきますね。
世界が愛に包まれ平和でありますように。
P.S.
なんと明後日、レイ ブラッドベリーのセミナーに行って来ます!
Unbelievableな本当の話!I love it!
彼の短編”もののかたち- Tomorrow's Child-”を読んで
インスパイアされて書いた曲-もののかたち-(私のmidoriという
アルバムに収められています。)を是非とも彼にプレゼントしたいと
思ったのだけど、なんと手元にそのアルバムがない!
今、対策を練っています。(笑)
3.10 2003
真理
投稿者 admin : 10:38