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2012年6月 6日
XOTiC in New York 2012
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昨年4月にやったXOTiC Bass Day in New Yorkイベントが好評だったので、今年も決行。今回は3連チャンで別の場所(New Jersey州側、Manhattan, Long Island)で行った。
詳細スケジュールと宣伝映像はこちら
New Yorkは、30年ほど前に初めてアメリカで住んだ町で、ここへ来ると昔を思い出して感慨深い気持ちにさせられる。町はあの頃から比較するときれいになって住み易くなった様に見える。以前危なかった42nd StreetやEast Villageはオシャレな安全な通りとなり、日本食レストランも大幅に増えている。地下鉄の落書きも減って、ちょっと怖かったあのニューヨークらしさはどんどん失われていって、ちょっと寂しい気もした。
ロサンゼルスに比べると、何をするにも緊張感が漂う。ホテルでも、駐車場のチェックインでも、スタジオを借りる手続きをする時でも、普通に物事が進まない。New Yorkに長い友人に言わせると、ここで普通に、いい人でいると生きていけないのでだんだん性格が悪くなってしまうとのこと。New Yorkに着いた日のレンタカーの受け付けで、一人の黒人女性が、しみじみと「あんた達LAから来たの? 皆 HAPPIERだねえ。私もLAに引っ越したいわ。」と言っていた意味が4日間New Yorkに居て身にしみた。LAに長い我々はなんと田舎者か?と思う場面に良く出くわした。でもその緊張感がまたたまらない快感に変わっていく。
まずは着いた晩には Oz Noyのライブを見に行った。Iridium Jazz ClubというTimes Squareにあるクラブで、日曜の夜だが超満員だった。ベースはWill LeeでドラムはDave Weckl。いつものメンバーなので演奏がタイトで気持ちよかった。それにしても、Daveのドラムが特に凄く感動した。
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OzのペダルボードにはRC Boosterが入っていた。
XOTiC Bass Day in New YorkのDay 1はNew Jersey州側のCliftonという町でやった。Phil Jones Bassというベースアンプメーカーのショールームをお借りして、両社のコラボレーションの企画。Phil Jonesのベースアンプは音がクリアで、とくかく軽い! New Yorkで活動するベーシストに支持される理由は自分達で機材を運んでみて身に染みて納得した。Phil Jonesアンプを使うベーシストの方々にもXOTiC Bassは大好評であった。
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Phil JonesのセールスマネジャーのMike(ベーシストでもある)とSteve Millhouseの競演。
XOTiC Bass Day in New YorkのDay 2はマンハッタンのタイムズスクエア近くのリハーサルスタジオを借り切って行った。30人以上のベーシストの皆さんが集まってくれた。ホスト役のSteve Millhouseのお人柄、人徳に感謝。
そしてDay 2の夜は、話題のBroadway Musical、"Godspell"を見に行く。Steve Millhouseが観客と一体となってベースを弾くシーンの撮影許可が降りた。Broadway Musicalで外部の撮影の許可が降りることはまず無いと聞いていたが、これもSteveの人徳かも。
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次の日はイベントの前に、Jon Heringtonのインタビュー、パフォーマンス撮影をさせて頂いた。 STEELY DANの裏話など興味深い話を聞かせて頂いた。また彼のRC Boosterの使い方がユニークで他のミュージシャンの皆さんにも是非参考にして頂きたいと思った。パフォーマンスでは歌まで歌ってくれて感激! 映像をアップするのが楽しみだ。
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XOTiC Bass Day in New YorkのDay 3はLong IslandのMusic Zooという楽器店さんで開催する。
Eli Menezes, Carl Roa, Steve Millhouseのギター、ベースクリニックを中心に進める。地元のミュージシャンの皆さんが夜遅くまで集まってくれ盛り上がった。
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このNew Yorkのイベントは毎年恒例の行事としたい!!
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投稿者 admin : 2012年6月 6日 15:55