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2011年8月 7日
Nashville in Jul 2011
一年ぶりにNashvilleへ行く事になった。今回も素晴らしいミュージシャンのインタビュー、ライブなどの映像を多く撮らせて頂く。
Johnny Hilandのライブ
Johnnyの人気は高くクラブは超満員で、2時間ぶっ通しで大変素晴らしいライブだった。新トリオでは、MCと盛り上げも上手く、ライブ後も長い間新CDの販売と握手会で長蛇の列だった。良いライブ映像が撮れたと思う。
J.D. Simo
若いセッションギタリストだが、かなりのテクニシャンでBrent Mason、Michael Rhodesなどとも親交深く、最近Nashvilleの有名アーティストのレコーディングには多く起用されている人気ギタリスト。老舗レコーディングスタジオで撮らせて頂いたインタビューとデモ演奏の映像が楽しみだ。
Dave Baker
1年ほど前にCleavelandからNashvileへ引っ越してきたギタリストだが、今では毎週3〜4回 NashvilleのBroadwayのクラブに必ず出ている売れっ子ギタリスト。歌も歌えるので色々なバンドで重用されている様子。Dr.Z Ampの製品デモ映像を選任でやっている人で、Dr.Z Ampからの紹介で知り合った。インタビューとライブ演奏の映像の両方を撮らせて頂いた。ライブは結局10pmから朝の4amまで続き、改めてNashvilleの楽しさを満喫した。
Vail Johnson
相変わらず、Kenny Gと世界中を飛び回っており、ドイツなど欧州、中南米、アジアのツアーも今年は多く入っており、景気悪いにもかかわらずKenny Gの仕事はむしろ増えているそうだ。Smooth Jazzの大御所は強い!アジアでの仕事も急増中とのこと。
Vailは最近はKeb Moというブルースギタリスト・シンガーとも全米をツアーしており超多忙の様子。
今回は、Xotic Bassのデモ演奏だけでなく、$200の安物のAcoustic BassがEWS Tri-logic Bass Preamp2で如何に艶のあるベースのトーンに変身するかのデモが圧巻だった。流石がいつも大観衆の前で弾いている人、エンターテイナーだった。 Xotic T-shirtsを着て大張り切りでパフォーマンスとデモして頂き、おもしろい映像になったと思う。
Kenny Greenberg
最近、Nashvilleのセッションギタリスト大物として、Brent Mason, Don Huff, Tom Bukovacなどと並んで、Guitar Playerマガジンなどでも紹介されているベテラン。プロデューサーもやっており、大変忙しい人で、Xotic, EWSのペダルを大変気に入って頂き、インタビュー、デモ演奏の撮影に応じて頂けた。
各ペダルの違い、使い方の新提案など、大変説得力があった。今まで映像などに出ることは無かった大御所的存在で、スタジオの人や他のミュージシャンからも言われたが、レアな貴重な映像になりそうだ。
Michael Rhodes
Nashvilleの大御所ベーシストの第2段インタビュー映像を撮らせて頂いた。
今回は、彼の自宅で大変リラックスした雰囲気で撮影ができた。
特に今回はXotic Bass XJ-1T用のHum Reduction Inductorを大変気に入って頂いた様で、Humキャンセルのオン・オフ・スイッチによる違いの説明を念入りにして頂いた。Xotic Effects Custom Shopの Robotalk-RIを大変気に入ってベースならではのデモ演奏を見せてくれた。彼は初期型のRobotalkも持っており10年来のRobotalk ファンだが、Robotalk-RIは音も安定して使い勝手も良くなったと喜んでおられた。
Xotic Bass Day at Rock Block Guitars
Rock Block Guitarsという楽器店でXotic Bass Dayというイベントをやって地元のベーシストの皆さんにXotic Bass XJ-1Tを試して頂く。
概ね皆さんの評価は高かった。地元で活躍しているベーシストの方の映像を撮らせて頂いた。それが大変上手い!
the Playersのライブ
3rd and Lindsleyというクラブで1年ぶりにthe Playersのライブを見る。
素晴らしいライブだった。ライブハウスの3rd and Lindsleyが拡張して大きくなり、Los Angeles のCatalina Barの様になっておりびっくりした。キーボードの人が遅刻して開始時間が大幅に遅れ夜中になったが、誰一人ブーイングするわけでなく、大らかな観客に応援されてのリラックスした雰囲気の中での良いライブだった。何カ月かぶりに会い、リハ無しのぶっつけ本番だったが、演奏はタイトで何度も唸らされた。Brent MasonはXotic Guitar XS-1はまだ気に入って使っているそうだが、たまたまこの日のライブでは修理中で使えなかったとのことだった。Brentのギターは上手いし大変味がある。Michael RohodesのXotic Bass XJ-1T 4-stは大変良いサウンドで本人も大変気に入った様で嬉しかった。
Martin McDaniel
Nashvilleで人気上昇中の若手ギタリスト。近いうちにCDをリリースして全米ツアーをするとのこと。個人的に気に入っているギタリストで、歌も上手いし良い曲を書く。今後応援したいミュージシャンだ。
大変蒸し暑い中の駆け足の出張だったが、やはりNashvilleはMusic Cityだ。音楽好きにはたまらない良い環境が整っている。聞くところによると、New York, Los Angelesからも最近はミュージシャンやプロデューサーが引っ越してくる例が増えて、レコーディングシーンの変化しつつあるそうだ。レコーディングと言えば、今でもミュージシャンやプロデューサーが一斉に集まって喧々諤々、現場でレコーディングをやっていた。古き良き音楽シーンがまだここにはたくさん残っている。Nashvilleはまた戻って来なければと、帰りの飛行機で決意した。
投稿者 admin : 2011年8月 7日 09:34