« 歌舞伎 | メイン | 森永理美のCD発売 »

2010年11月21日

Xotic in Dallas, Texas "Cornell Dupree & Chuck Rainey"

chack & cornel 3.jpg
ダラスで、Chuck Rainey(チャック・レイニー) と Cornell Dupree(コーネル・デュプリー)の対談撮影をやった。30年前、 Marlena Shaw(マリーナ・ショー)やStuffのコピーをバンドでやっていたので、この2人は自分にとって憧れのヒーローだった。あれから30年経て、ご本人達とこうして会って話ができるということで、今回の撮影は気合いが入った。お2人のファンの皆さんからは、予め色々質問事項を頂いており、それにもほとんど全て答えて頂けた。年内にはインタビュー映像をサイトにアップして多くの読者やファンの皆さんにも楽しんで頂きたい。
chuck &cornel 4.jpg

Chuckは、あの人さし指の高速指弾きは健在であった。なんと、彼の新しいアルバムからの新曲のマイナスワン音源でライブ演奏までしてくれた。
Chuck1.jpg
新しいアルバムではカバー曲半分、自分の曲半分で歌も歌うそうだ。来年はまたマリーナ・ショーと日本ツアーに行くらしい。健康状態も良さそうで、安心した。ベースはXotic Bass XJ-1T を大変気に入って頂いた。感激である。

Cornellは呼吸に問題があるということで、酸素タンクを装着して登場された。Dallasから車で1時間以上も離れているところから、この撮影のためだけに奥さんもお孫さんも一緒に駆け付けてくれ感激である。喋りはじめたら、だんだん声も大きくなり久し振りに会った旧友Chuckと昔話は尽きなく、撮影も予定以上に延長となった。Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)と共演した時の話、Chuckと初めて一緒に仕事をした時の話、日本へ行った時の話などおもしろい話を語ってくれた。いつ誰とどこで演奏したという話しで、それが1970年だったとか違うとかでChuckと記憶が一致しない時、2人とも譲らず、カメラが回っているのも忘れて頑固親父同士の言い合いにもなった(笑)どこまで編集して見せて良いものか、ちょっと検討が必要かもしれない。
Cornell.jpg

「ちょっと呼吸器系の問題でこうして酸素タンク付けているけれど、いたって元気で来年は必ず俺のバンドで日本へツアー行くから待っててくれ!」と大変しっかりとした口調で宣言してくれた。

彼ら2人にとってみたら、自分はまだまだ、はな垂れ小僧の様なもの。感激のインタビューだった。2人が元気で、できるだけ長く音楽を続けてくれることを祈る。

投稿者 admin : 2010年11月21日 09:07