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2005年8月23日

吉野家の牛丼・メキシコ系アメリカ人の食べ方

久々に吉野家の牛丼が食べたくなり5年前まで行きつけだった店に久し振りに食べに行った。5年前に居たウェイトレスが笑顔で迎えてくれた。しっかりと覚えていてくれたのだ。この店は作っている人も売る人も皆フィリピン人で、食べに来るお客はほとんどがメキシコ系のアメリカ人である。ハリウッドから車で北へ20分ほど行ったところにあるSan Fernandoという町にある吉野家だ。
ラテン系の人達は陽気で楽天的な人が多く付き合うと元気が出るので好きだ。Beef & Chicken Comboというのを食べた。発泡スチロールの容器の左半分に牛丼が入り、右半分にチキンの照焼き丼が入り真ん中の仕切りにはカリフラワーとブロッコリーとニンジンのぶった切りがゆでてあるのが添えてある。もちろんフォークで食べる。セットメニューに付いてくるのは、デザートのケーキやプリンやスープなどから選べるが、今日はクラムチャウダーを選ぶ。こちらの牛丼には妙に合う。飲み物はバケツの様な大きなカップに入ってくるアイスティーだ。もちろんお替り自由。
メキシコ系アメリカ人の食べ方はと言うと、まず牛丼の上に下が見えなくなるほどに七味(日本の七味とちょっと違う)をたっぷりかける。その上にまた下が見えなくなるほどに紅ショウガを敷きつめる。そしてその上からまた醤油をタップリかけて食べる。
日本の吉野家では絶対見られない食べ方であろう。吉野家はしっかりと現地に根をおろして大繁盛である。脱帽!

投稿者 admin : 2005年8月23日 07:26