Scott Henderson略歴

1954年にフロリダ生まれ、ブルース・ロックが全盛の時代に育つ。　南フロリダのクラブで演奏するのが最初のミュージシャンとしてのスタート。　その当時はLed ZepplinからJames Brownまで幅広い音楽を演る。　ギターを練習するにつれて、Jimmy Page, Jeff Beck, Jimi Hendrix, Ritchie Blackmoreなどの影響を受け、さらに Albert King, Buddy Guyにまで遡り、影響される。　また、彼はブルース・ロック・ギタリストと評されることが多いが、彼が有名になったのはジャズの影響を受けてからである。

＊　スコットはフロリダの Atlantic Universityを卒業後ロサンゼルスへ移り、Chick CoreaのElectric Bandや、バイオリニストのJean-Luc Pontyや、ベーシストのJeff Berlinなどと演奏、録音することになる。　そして４年間 Weather ReportのJoe Zawinulと一緒にプレーをする。
＊　1984年にTribal TechというバンドをベーシストのGary Willisと結成し、そのアルバムは世界中で評価され、名実ともにトッププレイヤーとなる。　1991年に、Guitar WorldでNo.1 Jazz Guitaristと評され、1992年には Guitar Playerの年間の読者投票でNo. 1 Jazz Guitaristに選ばれる。　

＊　彼の最初のソロのブルースアルバムはDog Partyで、彼の音楽のルーツが表現され、Guitar Playerで1994年のベストブルースアルバムに選ばれる。　

＊　セカンドブルースアルバムは、伝説のボーカリスト、Thelma Houstonとのペアの作品となる。この作品 Tore Down Houseは1997年の４月にリリースされ、Jazz Times, Guitar Player, Guitar, Guitar Shop 、そしてL.A. Jazz Scene Magazineなどで絶賛される。

　
＊　最新のTribal Tech のアルバムRocket Scienceは2000年11月にリリースされる。
スコットの最新の活動は、「トリオ」でのGIG。　他の２人のメンバーは、ドラム兼ボーカルの Kirk CovingtonとベースのJohn Humphreyである。　ブルースをDog Party や Tore Down Houseから演り、ジャズをTribal Techの曲から演る。　このトリオでヨーロッパ、南アメリカのツアーへ行き、近いうちに新アルバムを製作する。
スコットは、その他にVital Tech Tonesと２枚のアルバムをリリースしている。

スコットの知識と経験を皆で共有できる様に、彼はハリウッドのMIで講師として教える傍ら、Guitar Player, Guitar World, Guitar School Magazineにも執筆している。