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PCI:MIを卒業されてもう8年くらい経って、今ではロスの超大物とも一緒に活動されてますね。 今、Michael Landauと一緒にやってるStolen Fishでやることになったいきさつを教えてください。 
マコト:The Baked Potatoで他のバンドで出演してた時に、Stolen FishのボーカルのKarenがドラマーを探してると言って、電話番号を聞いてきたのがきっかけですね。 しばらくなんの連絡もなかったのですけど、半年くらいして一緒にやることになったんです。 最初ギターは別の人が弾いてました。一年位して、当時のギタリスト、Jimmy Mahlisがやめる頃に、MichaelがGigを見に来たんです。 彼は僕らが新しいギタープレーヤーを探してるって聞いて、「じゃー俺がやる」って言いはじめて。


PCI:Stolen Fishの演奏に興味を持ったんですね。
マコト:でも最初は信じてなかったんです。 その時は酔っ払ってて、なんか言ってるなーぐらいにしか思ってなかったのが、(笑)。 一緒にやることになって。 1999年以来もう2年ほど彼と演奏してます。 僕はその2年ほど前に始めてますから、 Stolen Fishとは結構長くやってますね。

PCI:アルバムも2枚出てますし、月1回のBaked Potatoでのライブはいつも超満員ですよね。 
マコト:そうですね。 一枚目のライブアルバムはJimmy Mahlisという人がギタリストでした。 2枚目はスタジオアルバムでMichael Landauとレコーディングしました。 

PCI:Stolen Fish 以外にはどんな活動をされてるんですか?
マコト:Toshiさんと一緒に月1回ペースでやろうとしているGIGがあって、前回はBassのJimmy EarlというChick Coreaなんかと一緒にやってた人と、彼は今Robben Fordとtourしてますけど、KeybordsのDavid Garfield, それとToshiさんと僕の4人でやったんです。 次回はまた違うメンバーでやろうと色々声をかけてるんです。 ベースはPaul Simonなんかとやってたアフリカ出身のArmand Sabal-Leccoになると思います。 サックスとキーボードもいろんな人に声をかけていて、もうすぐ決まると思います。 

PCI:バンマスはToshiさんなんですか?
マコト:一応僕が皆に電話をかけて、メンバーを集めてます。

PCI:これも月に1回のペースでやってるんですか?
マコト:そうできれば良いと思ってます。

PCI:毎回豪華メンバーが集まるっていうのがすごいですよね。
マコト:Toshiさんもいろんな人を知ってますし。 前回もJimmy Earlとは初めて一緒にやったんですけど、面白かったですね。 

PCI:こう指をなめながら弾く独特の人気のあるベテランベーシストですよね。
マコト:ええ。 

PCI:David Garfieldとも時々やっているみたいですけど、彼のGIGにもすごい人が集まりますよね。 
マコト:そうですね。Paul Jackson JrとかFreddy Washingtonとかとも最近やってましたね。 

PCI:でも考えてみたら、マコトさんもそういうすごい人たちの中の一人ってことじゃないですか?
マコト:いやそんなことはなくて一緒にやったのも僕が電話してこっちからやりませんかと頼んだだけで、彼から頼まれてやったことはないんです。初めてやった時はDavidと、Toshiさんと、昔スパイロジャイロでベースを弾いてたOskar Cartayaという人と4人でやりました。 次の時はToshiさんができなくてその替わりにAlbert WingというDiana Rossなどの仕事をしているサックスの人と4人でやりました。 

PCI:ということは、Davidと何回もやってるわけで、彼もマコトさんを気に入ってるということじゃないですか?
マコト:彼が僕を呼んでくれる様になったら嬉しいですね。DavidとやったのはThe Beast from the Eastっていうグループなのですが、これは昔Toshiさんがつけた名前なんです。Toshiさんは様々な仕事を通していろんな人を知っていて、ギターもとても素晴らしく、尊敬してます。それ以外に、日本人のジャズのキーボードで、あやさんって人がいるんですけど、彼女のレコーディングなんかにも参加してます。 

PCI:こちらにいる人なんですか?
マコト:そうです。 日本でスムーズジャズみたいな音楽を中心に出しているレーベルがあって、 そこが興味持ってくれてるようなので、うまくリリースされるようになるとよいのですが。 

PCI:最初はロックばっかりだったのが最近ではいろんなジャンルの音楽をやられる様になったんですね。
マコト:そうですね。 ドラムをはじめたころはポップス、ロックしか聞いてなかったのですが、その後いろいろな人を通じて様々な音楽を吸収できる様になって、そうなるきっかけをくれた人達には本当に感謝してます。  

PCI:Michael Landauとは2年以上一緒にやっていらっしゃる様ですけども、何か面白いエピソードとかありますか?
マコト:Stolen Fishの前回のアルバムは彼のHome Studioで録音したんですよ。 

PCI:家にスタジオがあるんですね。 場所はどこですか?
マコト:Pacific Palisadesという町にあります。 彼の音作りはとても面白かったです。 彼自身がRecordingとMixのEngineerを担当して、MasteringはBob Dylanの最近の作品なんかを手がけたJoe Gastwirtという人が行ったのですが、Michaelはもともとがギタリストですから、音作りがギタープレイヤーならではというのがありました。 例えば、ドラムなどにギター用のプリアンプでファズをかけたり、アナログディレイとかのペダルを使ったり。 たいへん面白かったです。 ディレイとかは是非ライブとかで使ってみたいと思ってるんです。 ドラムでそういうことやってる人あんまりいないですから。