Makoto Izumitani インタビュー
LAの有名ジャズクラブThe Baked Potato に毎月出演し、いつも超満員になる人気バンド
Stolen Fishで、女性ボーカル兼ギターのKaren Martin、ご存知スーパーギタリストのMichael Landau、フレットレスベーシストのChris
Royと共に Makoto Izumitaniという日本人がドラムを叩いていました。 この4人は固定メンバーでCDも2枚発表済み。 現在新アルバム制作中です。
Stolen Fishの紹介については是非下記をチェックしてください。4人の写真とMichael Landauのギターが聴けます!
http://www.stolenfish.com
Stolen Fishのライブのスナップショットです。
クリックすると拡大できます。
Makotoさん自身のサイトはこちらです。
さて、今回は他の3人のメンバーから絶大な信頼を得て、ライブではMCまで任せられているドラムのMakoto
Izumitani、マコトさん。彼にBack Stage Storyをお聞きしました。
PCI:LAの人気バンドのそうそうたるメンバーの中に、日本人のドラマーを発見して驚きました。 お名前はなんて漢字で書くのでしょうか?
マコト:泉谷真と書きます。
PCI:アメリカにはいつ来られたのですか?
マコト:10年前の18の時に高校を出てすぐ来ました。
PCI:日本の出身はどちらなんですか?
マコト:生まれは広島県の福山という所なのですが、父親の関係で2、3年に一度くらいのペースで引っ越しし続けていて、北海道、山形、東京、奈良、静岡、松山と住んで中学2年の時にまた東京に引っ越しました。それから高校卒業までは東京で暮らしました。
PCI:アメリカに行こうと決めたきっかけはなんですか?
マコト:13、4歳の頃からDrumを始めてBandで演奏したり「つのだ☆ひろ」さんにドラムを教えてもらいに行ったりしてました。中学を卒業する時、ひろさんが「俺が推薦状書いてやるから、バークレーに行けば?」と言ってくれたんですが、まだ15歳でしたからやっていける自信がなくて。 その後高校の頃からアメリカでやりたいという気持ちが固まり始めたんです。L.A.へ来て1年MIという音楽学校のPIT、Percussion
Institute of Technologyに通いました。ここではTOTOのDrummer, Jeff Porcaroのお父さんJoe PorcaroやFrank
ZappaのBandにいたRalph Humphreyなどが教えていて、そこで勉強しました。
PCI:結構早くからバンド活動をしてらしたんですね。どんな音楽をやってたんですか?
マコト:中学生の時は同級生ではなくて、学校以外の年上の人と一緒にやることが多かったので、ディープパープルや、レッドツェッペリンなんかを演奏してました。好きな音楽はその頃は流行りのポップスで、僕が小学生のころ最初に買ったレコードはケニーロギンスだったんです。そういえば、昔、Guitar
playerのToshi Yanagiさんが毎週月曜日Baked Potato にCecilia Noelという人と出演していて、たまたまそのレコードで叩いてたドラマーTris
Imbodenと一緒に出てまして。思い出のレコードのメンバーの本人に会えたんで、感激でした。 現在彼はChicagoのメンバーになってTour
してますが。
PCI:Toshiさんとはいつからお知り合いなんですか?
マコト:面白い話なのですが、高校時代にハリウッドにMIっていう音楽学校があるって聞いて、興味を持ち始めていた時、当時の高校で音楽の間宮先生という人に、「あなたの先輩で、ロスの音楽学校で教えてる人がいるんだけど、彼が丁度来てるんで、一緒に食事しない?」って誘われたんです。それで行ってみたら、その時来てたのがToshiさんだったんです。丁度その頃まで、MIで講師をされていたらしくて。
PCI:あっ、Toshiさんは高校の先輩になるわけですね? 高校で重なってた時期はあったんですか?
マコト:いいえ、6年違うので自分が入学した時にはもう卒業されていました。
PCI:Toshiさんに最初会った時はなんて言われたんですか?
マコト:初めて日本で会ったときは「来ない方がいいんじゃないの」みたいなことを言ってました(笑)。その時は連絡先ももらわずにもう会うこともないかなと思っていたのですが 結局、自分は自分でMIへ行って、しばらくたってまたこちらで再会することになりました。
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