「シンガーとしての活動と自分のアルバム」
Pci: Allen
Hinds(アレン・ハインズ)とLa Ve Leeでやった時にあなたの歌っているところを初めて観ました。 感動しました。 いつ頃から歌い始めたんですか?
Larry: 9才か10才の時に自分が歌えると発見しました。 父がシンガーで小さい頃よく歌ってくれたんですよ。
Pci: お父さんはどういう歌を歌われたんですか?
Larry: 彼は低いテノールでナット・キング・コールみたいなバラードを歌う人でした。 教会やグループ活動をしていてロスに来て成功したいと思っていたけれど、プロにはなれなかった。 あがり性でステージで上手く出来なかったらしく、私が替りに彼の夢を引き継いでいます。
Pci: プロとして歌い始めたのはいつですか? ロスに来てからですか?
Larry: そうです。 それまではいつもベースだけを弾いていましたからね。 あ、でもシカゴでグループをやっていた時があります。 Staple
Singersを止めた1981年の後です。 On Stageというバンドで数枚レコードを作ったんですが、シカゴ近辺のラジオで流れたりもしました。 だから、レコードを出したという意味ではそれが初めてプロとして歌った時ですね。 1981年頃だったと思います。
Pci: Allen
とはよく一緒にプレイするんですか?
Larry: 彼とは一緒にバンドをやっていて、そろそろレコーディングしようと話し合っているところなんですよ。 ブルースのバンドで”Warm
Vanilla Sugar”といいます。 全部オリジナルのバンドです。 私とAllenとドラムのHerman MatthewsとキーボードのBill
Steinwayともう一人のギターリストのRicky Zがメンバーとなっています。 とてもいいバンドなのでCDを出して、ツアーができるのを楽しみにしています。
Pci: アレンと一緒ですからフュージョンっぽいのでしょうか?
Larry: いいえ。 ブルースとR&Bです。 ソウルフルなブルースです。 私が歌っています。
Pci: 今のあなたのメインの活動はセッションプレイと他のミュージシャンとのライブ・ステージプレイと自分の音楽を作ることですね?
Larry: そうです。 テレビや映画にも曲を提供しています。 伝説的なソウルバンド、Frankie
Beverly and Mazeとツアーもしています。 それだけでもかなり忙しいのですが、それに加えてWarm Vanilla
Sugarのプロジェクトがあり、自分のクリスチャンCDとジャズのCDも出しました。。
Pci: では、2枚のまったく異なったCDを出すんですね? クリスチャンのCDでは歌ってますよね?
Larry: はい。 演奏と歌、両方やっています。 楽器もほとんど自分で演奏しています。
Pci: 全ての楽器ですか?
Larry: キーボードとドラムはプログラミングをしました。
Pci: CDのタイトルは何ですか?
Larry: 「Be Still and Know」です。 ジャズのCDの方の名前は「The
Music Inside」です。
Pci: いつリリースされるんですか?
Larry: 両方とも、1月31日までにはリリースされます。
Pci: 日本でも手に入るんですか?
Larry: インターネットで購入できます。 私のサイト、www.larrysbassworld.com
か www.cdbaby.comで手に入ります。サイトは2005年の正月にはアップします。
Pci: あなたの機材について教えて下さい。 メインのベースは何ですか?
Larry: 現在はヤマハのTRB5とXotic
Bass XJ-1 58-Burstを使っています。その他フレットレスなど5本のベースをその時の状況に合わせて使っています。
Pci: アンプは?
Larry: ツアーをしている時はGallien Kruegerの1001RBベースヘッドを使っています。Frankieのツアーではそれを2つ持って行きます。AccuGrooveのキャビネット、El
Whappoを2つ使います。
Pci: エフェクトペダルはどうですか?
Larry: Xoticを使っています。 RobotalkのエンベロープフィルターとランダムアルぺジエーターとTri-Logic
Bass Preampを使っています。 それとRC Boosterも。
Pci: RC Boosterはもともとギター用に作ったんですがどうでしたか?
Larry: 大好きですよ。 とても便利です。ジャズの方のCDで聴けますよ。
Pci: 最近はどんな音楽を聴いていますか?
Larry: 最近は古い音楽をたくさん聴いています。 Mp3のおかげで自分のミュージックコレクション全部を持ち歩くことが出来るようになったのがいいですね。 Warm
Vanilla Sugarのプロジェクトと自分がシカゴにルーツがあるせいもあって、デルタ・ブルースをたくさん手に入れました。 両親はアーカンソー出身で、デルタなんですよ。 ブルースの血が自分の中には流れているんです。 デルタの歴史を学びルーツを探っても見ました。 Robert
Johnson(ロバート・ジョンソン), John Lee Hooker(ジョン・リー・フッカー), もっと戻ってSon House(サン・ハウス)もたくさん持っています。 コンピューターには、Elvis
Presley(エルビス・プレスリー)からRedBoneの 「Come and Get Your Love」まで色々入ってますね。 R&Bもよく聴きます。Eddie
Kendrickとかですね。 古いレコードやアルバムを持っていなかったり、持ち歩けなかった音楽とかも今はMp3で持っています。
Pci: Warm
Vanilla Sugarですが、ベースと歌を両方されていると聞きましたが、Allen
Hinds(アレン・ハインズ)のギターについてどう思われますか?
Larry: とてもいいですよ。 さっき名前を言わなかったけど、彼は大変素晴らしいです。彼はラリー・カールトンの新しいアルバムでも曲を作っています。何か違うものを持っていますよね。 ラリー・カールトンにある意味似ています。いつも違うプレイをする。 同じ時が無いんです。 とてもオーガニックな思想家です。 彼のプレイは心から出てきているからだと思います。
Pci: 我々のサイトでもAllenのビデオ映像を紹介していまして大好評です。是非チェックしてみて下さい。本日は有り難うございました。
Larryのデモ映像はこちらで見れます。必見!
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