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今回ジンシさんは実際彼の仕事のテレビ番組の収録にDr.Zを使ってくれました。(彼の後方上の赤いアンプがPrescription、下がMazerati〔クリックで拡大) |
Dr.Z Prescription
音にTube Amp独特の粘りと腰がありFender系のそれに比べると(Twinなど)さらにハイブリッドな感じでスタジオ思考のモダンな音を求めるギタリストにとってはノイズも少なく理想的なアンプという感じ。個人的にはクリーンなリズムプレイでのダイナミックレンジの広さに驚かされてしまった。リバーブなしでのソロでも音に十分な粘りがあるので違和感なく自由にピッキング・ニュアンスを楽しめるし特に大きな音を出した時の迫力は特筆すべきもの。
Dr.Z MazeratiはPrescriptionをさらにシンプルにした感じで
ボリューム1、トーンフィルター1のみというつまみ類も2つ搭載されているだけ。Fender ampにより近いサウンドだが粘りと腰という点ではさらにグレードアップされて太めの音になっている。
トーンフィルターが面白く音を変え、増やすとジャズ系のセミ、フルアコ系のギターでもその持ち味を生かしきる事の出来るアンプに変身する。真の意味で各ジャンル(カントリー、ロック、ブルース、ジャズ等)に対応出来る数少ない優れものという印象を受けた。