Whole Lotta Rosies Live at The Cat Club (2005年2月2日)
WLRは2000年にリズム・ギターのTrudiが結成して以来、元祖の "America's AC/DC Playing Sweetheart" としてLAライブシーンに限らずヨーロッパ、日本へのツアー、又Alice Cooperの前座を含め、幅広くライブ活動を続けています。私自身はオリジナルバンド、Hottie Knockersで一緒のCoreen(ヴォーカル)と共に2003年に加入しました。又、今回のCat Clubでのラインアップの他、Jenn(Bass)とNancy(Lead Guitar)がいます。 WLRは自分達の大好きなAC/DCの曲を仲間と一緒に目一杯楽しみながら演奏するというのが何よりの目的ですが、AC/DCはシンプルながらも深ーいツボを抑えた究極のRock'N Rollバンド。もちろんそのツボを外さないよう、練習も欠かせません。 正直女の子5人集まってのリハーサルは中々楽しいものであります。 練習部屋へは他のバンドからはWLRの部屋はいつもラズベリーの香りがすると好評です。(笑) Show Biz色の特に強いLAでは女の子ミュージシャンは特に色眼鏡で見られがちです。 私自身、LAのTV局でミュージシャンとしてオーディションしたに関わらず、「あんたは胸が小さすぎる」と言われて落とされ、愕然として経験があります。音楽で勝負、と言いたいところですが、女の子である以上自分のイメージを上手に作り上げるのも大切。もちろん、楽器の手入れもせずにお化粧に時間をかけるようでは往復びんたものですが。また、私は冗談でよく仲間に、私の長所は日本人である事、短所は日本人である事、と言うのですがこれは本音です。WLRなどが良い例で、ビジュアル面では金髪碧眼に囲まれ、こてこての日本人である私は我ながらえらい浮いているな、と感じる事も多々ありながら、逆に目立つ事も多々あります。それとちょっとした意見交換でも、あまりの考え方の違いに戸惑う事もあります。Coreenは日本に7年住んでいた事があり、妙に日本人っぽい面があり、そういう面では良く相談に乗ってもらっています。 WLRはAC/DCカバーバンドである訳ですが、LAミュージック シーンおいてカバーバンドというのは日本とは一味ちがった面白味があります。Sugar RayがもともとはOCにおいて音楽仲間が遊びで始めたカバー・バンドであった事、Van Halenカバーバンドのリード ギターリストがファンの口コミを元に、David Lee Roth Bandに抜擢された事などで証明されるよう、ミュージシャンの「お披露目場」の役割も果たしている訳です。特に渡米したばかりで、すぐにでもステージに立ちたい異国出身のミュージシャンにとってはもってこいのチャンスを提供してくれます。 今回WLRが演奏したライブハウス "Cat Club"はオーナーのSlim Jim(Stray Cats:Drums)を慕って、Billy SheehanやLA Gunsのメンバーを始め、著名ロック ミュージシャンがツアーの合間にぷらっとジャムしに来ることで有名な、At Homeなライブハウスです。LAで活動するロックミュージシャンであれば一度は訪ね、又ステージに上がってジャムしたい場所です。 今後もWLRはばりばりLA、OCを中心にライブ活動を続けますので、是非遊びに来てください! Whole Lotta Rosies
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別の日のライブ画像もあります。↓もお楽しみ下さい。