第20回目:露天風呂でええ気持ち!
みなさん、お疲れさまでーす。真理です。
日本での強行スケジュールを無事終了させて、
先月の終わりに、ロサンゼルスに帰ってきました。
日本とロスが、もうちょっと近かったらよかった、、、。
”ちょっこら行ってきまーーーす!”という距離ではないですものね。(笑)
もう何十回も往復して慣れているはずなのに、
やはり、日本でのスケジュールをばばーーっとこなして
ロスに帰って来た後は、がくっと来ます。
日本には、私を愛して私の帰りを心待ちにしてくれてる人達が
沢山いるんですもの。本当に幸せな気分。
しかし、(私を大事にしてくれる人達がこんなにいるのね。うるうる)と
感じさせていただけた2週間もつかの間。
ロスへ帰ってくると、もう”しーーーーーーーーんっ”(静寂の音)
誰からも電話が鳴らない。(鳴ったとしても、へんなやつらかテレマ−ケター。)
車のバッテリーは完全に上がっちゃってて、びくともしない。
しかも時差ぼけの重たー−ーいムードに包まれて
(私って、ひとりぼっち、、、、、、。)どおーーーーーん。
もう、落ち込む落ち込む。
『ええーーーん。私がミイラになってても、誰も気付いてくれなーーーい。』(泣)
子供達は、”マミ−、ミイラにはそう簡単になれないんだよ。
その前に僕達が見つけてあげるし。”と言ってくれた。(^-^)
きっと、郵便屋のデニスも気付いてくれるしね。
先週の木曜日、まだまだ疲れていてかったるかったのだけど、
私は勇気を出してアクティングクラスに戻りました。
気持ちの踏ん切りをつけるまでに時間がかかったけど、
このままどんよりカウチの中に埋もれたままでは、
一日の終わりにもっと落ち込むだろうなと思って。
で、行ってよかったです。
新しいパートナーと早速舞台で本読みをして、
いやあ、、、再び芝居に対する手ごたえがつかめました。
一歩一歩が大切な確認のプロセスですから。
自分は何何に向いている。自分は何何が好きである。
その確認が出来るたびに、それが自信につながり、
自分の目指すゴールがよりクリアになるのです。
さて、日本でのお仕事の話をちょっとしましょうね。
日本ではライブを計3本やりました。
会場の空気も自分の心の動き方も、3ケ所とも全部違って面白かったです。
今回のように、まったくひとりでステージに立つライブは
逃げ場がないですから緊迫感があります。
後ろにバンドがいてくれたら、何かとちった時でも、
ドラマーの顔見て舌をぺろっと出して
気持ちの整理をつけちゃうなんて事も出きるのですが。(笑)
今年のライブは、潔いものでありました。
で、ライブを終えて一日お休みをいただいた後、
私は映画"Green Tea-r"(木内 一裕 監督)の撮影のため、
三島は沼津の御用邸へ向かいました。
ストーリーの舞台は、1945年の日本。
もちろん、戦争も話にからんできます。
もんぺ姿の私も、映画の中で見ていただく事が出来ますよ。
本格的な映画の撮影は初めてだった私ですが、
ここ数年積み重ねて来たお芝居の勉強が心の芯となり、
うろたえる事なく演技が出来ました。
共演は、名優=滝田裕介さんほか。
http://marimusic.com/greentear.html
これから、各映画祭出品をめざしスタッフ共々がんばっていく意気込みです。
応援よろしくおねがいしますね!
それから、ロスに帰ってくる直前に、
ファンの方々60人近くと水上温泉にバス旅行をしたんですが、
冷夏のはずの日本だったのに、その二日間は
記録的な高温で、、、、、いやあ、皆さん、お疲れさまでした:)
そこで私、生まれて初めて露天風呂に入ったんです。
気持ち良かった!
まさか、ファンクラブの方々と”せーの!!’で入浴するわけにはいかないので、
(だって、はずかしいも〜〜〜〜〜ん。)
私のマネージャー(女性です)と二人で、こっそりホテルを抜け出して
別のお風呂へ。
利根川の流れをバックに、夜空を見上げながら、
ゆったりとした時間の流れを楽しみました。
さて私は、現在アメリカで新しいエージェント探しをしています。
It's not easy but I'm not gonna give up so easily.
勇気を持って前進あるのみ。では、来月まで。
9.7 2003 Mari
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