第19回 Eric Burdon & The Animals

The Animals(アニマルズ)のリード・シンガー、Eric Burdon(エリック・バードン)はブリティッシュ・ロック・ヴォーカリストの中でも特色のあるブルース・ロック・ヴォイスの持ち主です。

オリジナル・メンバーでのグループが1966年に解散した後もBurdonは数年間The Animalsの名前を使用しながらいろいろなミュージシャンたちと共に活動をしました。Burdonがソロ・アーティストとして認められたのは1970年代のはじめにロスアンゼルスのバンド、War(ウォー)と共にEric Burdon & Warとして活動を始めてからです。彼らのシングル"Spill the Wine"はヒット・チャートの第3位になりました。その後、BurdonとWarは別々に活動をするようになったのですが、Warはより大きな成功を手に入れビッグ・スターになりました。Burdonはベテラン・ブルースマンのJimmy Witherspoonとアルバムを制作したりしましたが、現在はEric Burdon & The Animalsとしてツアーを中心に活動しています。

私が見たコンサートのThe AnimalsのメンバーはDean Restun (g)、Dave Meros (b)、Bernie Pershey (ds)、Martin Gerschwitz (key/vio)でした。
ロックの歴史を語る時絶対に外す事の出来ない伝説のヴォーカリスト、
Eric Burdon。そのBurdonがロック・ファンなら誰もが知っている"Don't Let Me Be Misunderstood"(悲しき願い)、"We Gotta Get Out Of This Place"(朝日のない街)、"Inside - Looking Out"(孤独の叫び)、"Don't Bring Me Down"(炎の恋)などのお馴染みのナンバーを歌いまくるのですから観衆は大喜び。極めつけはイントロのギター・フレーズが超有名な名曲中の名曲でナンバー・ワン・ヒットの"House Of The Rising Sun"(朝日のあたる家)。

私がロックを聴き始めた時には既に伝説の人物だったBurdonが目の前であの"House Of The Rising Sun"を熱唱している。信じられない光景でした。

Eric Burdon公式ホームページ
http://www.ericburdon.com/

音楽びしばし写真館の今までのコラムはこちら
写真家 Hiroshi Mochizuki のミュージシャン画像集はこちら
写真家 Hiroshi Mochizukiのサイト、「ひろしのアメリカ見聞録」はこちら

写真をクリックすると大きくなります。
Photo by Hiroshi Mochizuki


EricBurdon1.jpg (44kb) EricBurdon2.jpg (46kb) EricBurdon3.jpg (49kb)
EricBurdon4.jpg (47kb) EricBurdon5.jpg (44kb) EricBurdon6.jpg (40kb)
EricBurdon7.jpg (48kb) EricBurdon8.jpg (44kb) EricBurdon9.jpg (47kb)