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2013年11月14日
第63回 肘の回復とオンラインの活動
PCIの皆さん、お元気ですか? 11月に入ってもうだいぶ寒くなってきたでしょう。 ミネソタでは例年より早く雪が降りました。 今年は冬が終わるのも遅かったくせに来るのが早いのでちょっとがっかりです。
まず最初にお伝えしたいのは、肘の調子が良くなってきたということです! 色々自分で調べて試してみましたが、結論からいうと
などの要素が積もって肘の神経に炎症を起こしたようです。 ので、対策としては
3. 指の運動を定期的にして筋肉を鍛える
4. 水分をちゃんととること
との四点を心がけた結果、数週間かかりましたが肘の状態はもうほぼ気付かないくらいまで回復しました。 まだレガート奏法とかアコギで速いフレーズを弾こうとか指に負担の大きいことをするとかすかに痺れを感じますが、以前のように肘が壊れそうな、頼りないような感覚はないので大丈夫だと思っています。 もちろんギターも前のように普通に弾いています。 肘を極度に曲げたまま弾くと良くないのでストラップを前よりちょっと長くして、座って弾くときもあまりネックを高く抱えないように気をつけていますが、問題ないと思います。
本当にホッとしました。 別にギターを弾けなくなることになるとか悲観視はしてませんでしたが、でも生き甲斐ができないとやっぱりフラストレーションたまります。 生きていくことが途端に楽しくなくなるような感じで。
皆さんも気をつけて下さいね。
さて、仕事の方も少しペースが落ちてきたので、ここ数週間は今やってるレコーディングの進行と、後はインターネットでプロモーションすることを以前よりも頑張ってやっています。
YouTubeでビデオを定期的に載せることを中心としたオンラインのみの活動で、5年ほどかけて音楽をフルタイムでやれるまでの収入を得るようになったAndy Othlingというギタリストがいますが (彼のチャンネルはここ:http://www.youtube.com/channel/UCnXjoRC-GABh-aRYogZ7ayQ)英語圏はやはり世界が相手なので活動を根気よく継続させれば、食べていけるだけの収入を築き上げることも可能なのです。 僕も彼の足跡を少したどってみましたが、音楽は良くできているにしても肝心のビデオの方は別にプロの機材で撮ったわけでもないし、一般の人間ができる範囲のものなんですね。 でも大事なのは
1. 自分の音楽のスタイルを確立させること2. ブレずに長期的に活動を継続させること
の二点だなと感じました。 僕は最初の方に関しては自分の作曲にはかなり自信を持っているんですが、いかんせん仕事と家族持ちで時間がないということを言い訳に、これまで自分の音楽も録音してリリースしたりすることを定期的にやってきませんでした。 2007年にソロアルバム作った直後、9ヶ月くらいは頑張っていたんですが、あまり結果がついてこないので諦めてしまったんですね。 曲には自信があっても自分の歌声には自信がなかったということもあるんですが。
しかし今はいいシンガーの相棒もいるし、自分で音楽を作れる環境もより整っています。 後は時間を見つけるだけという状況ですから、今度こそはブレないようにと、でも無理したり気負いすぎないで適当にチョコチョコという感じでの活動をとにかく継続させることだけを目標に頑張ってみようと決めました。
レコーディングの方は今年やっているミュージカルは今英語バージョンのヴォーカルを録り終わってミックスしているところで、年末までにはマスタリングへ送って来年始めにリリースというところになりそうです。 他に、楽器を小さなドラムセットとベースとアコギに限定したデモ音源に毛が生えたような感じのレコーディングを始めました。目標としては、選択肢を限定することによって曲を一番基本的な形でまとめてしまい、でもその代わりにもっと頻繁に多くの曲をリリースするというところにあります。
最後になりましたが長年敬遠していたTwitterとFacebookでも毎日つぶやいていますし、YouTubeでペダルのレビューなんかもやっています。 特にTwitterでは日本のミュージシャンの多くの方と相互ファローしていますし、これを読んでる皆さんの中にもやってらっしゃる方がいましたら、是非コンタクトして頂きたいと思います。
というわけで相変わらず夢を見る人生ですが、肘も治ったことですし、楽しんで、のんびりとやっています。
皆さんも良い秋をすごして下さい。
投稿者 ari : 2013年11月14日 19:43