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2008年9月 5日

第20回 雑談

今回はちょっとネタがないので(笑)ちょっと雑談を。

今アメリカは大統領選が真っ盛り。 日本も知らない間に首相さんが辞めたそうで。 (笑) 

両国のお国柄が出てると思うのはシステムの違いなんですね。 アメリカは全市民が直接大統領選に投票するんですけど、日本は国民は直接関与しませんよね? 

どちらがいいか悪いかという話はちょっと置いておいて、ちょっと両システムの影響について考えてみると、アメリカの場合は候補本人が全国民にアピールしなくてはいけないのでまあ早い話が単純な人気投票になりがちなんですね。 あんまり込み入った専門的な話をしすぎてはいけないし、万人が理解できる、簡潔で単純な言葉で注意を惹かなくてはいけない。 しかし国民全員が選挙に自分で参加していると感じる(でも「自分には関係ない」と投票しない人も大勢)ことには意義があるとみんな考えてますね。 

日本の場合は選ぶのがいわゆる「専門家」たちなので通好み(?)というか、要するに直接アピールしなくてはいけない人の数が圧倒的に少ないわけですよね。 コネとか人脈とかがかなりものをいうはずですし。 専門家だけでの決断だから、話にしても一般市民がちょっとついていけないけどでも政治家なら評価できるような範囲にも集中できると思うんです。 アメリカほどルックスとかカリスマとかそういった世俗的な範囲にまで注意を払わなくてもいいと思うんです。 もちろんそういったものが考慮外というわけではなくて、ただ単に比較的に、という話ですけど。

早い話が、アメリカ人は何でも自分でやらなくては気がすまない。 日本人は専門家を信頼する。 アメリカの場合は万人が参加できるのはいいけど、みんなが専門家なわけではない人気投票なので格好いい人、格好いいこと言う人が選ばれてしまう可能性もあります。 日本の場合は悪くいえば他人任せなんだけど、専門家が選ぶ首相なわけですからアメリカみたく政治力以外の分野に振り回されることがない、はずなんですけどね?

どっちのシステムも一長一短なのでどっちがいいかとか一概にはいえないですけど、しかしどっちも今イチ機能が悪いですね。 (笑)

僕はアメリカでの市民権を持ってないので、実はまだどこの国の選挙にも参加したことがないんです。 (笑) 奥さんにいつも2人分投票してよ、と言ってますが。 (笑) アメリカ人になることには大いに抵抗があるんですが、しかしこっちに住んでいるんだから地元の政治に参加することは意義があるとは思いますね。 まだ踏ん切りつかないですけど。(笑) まだいつか家族と一緒に日本にも住んでみたいと思ってますしね。

どこの国のどのシステムも完璧ということはないですから、どこそこの方がいいとか悪いとかって話よりも、どこがより自分にあったところか、そういう方面で考えた方がいいような気がしますね。 そういう意味では僕はどの住んでも住めば都でそれなりに楽しくはやってますが、でも自分という特性を生かした生活しているかというと去年まで住んでいたテキサスも、今住んでいるミネソタも、やっぱり今イチという感じが抜けきれないですね。 何故って日本人だっていう個性を全く使わないでアメリカ人と同じことやっているわけですから。 日米のバイリンガル、しかも言葉だけでなくて文化にも精通している人間は、行くところに行けば重宝されると思うんですけど。 でもロスは住み心地がいいとこだって話は聞かないし、ニューヨークも遊びにいくのはいいけど住むにはちょっと、てところですね。 

やっぱりオンライン事業でやって世界どこ住んでても自分を必要としてくれる人とつながるのがいいかな、と考えてしまいます。 インターネットもいいことばかりではないけど、でもやっぱりそれまでと比べて活動の可能性が広がっていくという点では好意的に受け止められるものだと思いますね。

コンピューターなんか一生タッチしないでギター弾いてた方が幸せにはなれるでしょうけど。 (笑) でもそれも自己満足に終わってしまうかな? やっぱり自力で世界に向けて自分の作品を発信できる今は生きていて面白いです。

というわけで、雑談でした。(笑)

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投稿者 ari : 2008年9月 5日 07:04